ハリウッド出身の新鋭日本人監督が、花と映画で日本を癒す

ハリウッド出身、35歳の新鋭・中島央監督
  • ハリウッド出身、35歳の新鋭・中島央監督

東日本大震災を受け、映画界でも様々な形の支援の輪が広がりを見せているが、4月2日(土)から公開される映画『Lily』も、タイトルの“Lily=ユリ”の花にちなんだチャリティーキャンペーン「Lily LOVE Japan」を行うことを決定した。

本作は、ハリウッドで映画制作を学んだ日本人映画監督の中島央が、米国人スタッフや役者と共に全編英語で作り上げた長編デビュー作。スランプに悩む脚本家の男が、自身の実生活をモデルにした恋愛模様を執筆する姿を描いたラブストーリーで、第62回カンヌ国際映画祭をはじめ、メキシコやアメリカの映画祭などで上映され脚光を浴びた一本だ。映画の本場でキャリアを積んでの凱旋帰国となった中島監督は、今回の震災の悲惨な状況を見て「自分にもできることを」という気持ちから、映画を通して震災復興のためのチャリティー企画を立ち上げた。

公開にあわせて行われるチャリティーキャンペーンでは、「震災で悲しみに包まれている日本を花で癒そう」との考えから、花の生産農家の協力により提供されたユリの花を1本500円で販売。収益はBNIマイズナー財団を通じて東日本大震災の復興支援として災害救援機関に寄付されるとのこと。また、キャンペーンの参加者(特別鑑賞券を劇場に持ってきた方、花を買ってくれた方、募金をしてくれた方)には「Lily LOVE Japan」バッジがプレゼントされる。さらに、公開劇場のシアターN渋谷がある渋谷・桜丘にユリを植え「Lily Road」を作るという試みも公開期間中に行われる予定だ。

今年2月に大規模な地震に見舞われたニュージーランドで高校時代を過ごした経験を持つことからも、中島監督は「映画『Lily』が少しでも多くの人に希望の灯をともす存在であるために、大きな激励と力を届ける存在になるために私は不断の努力を惜しみません」と熱く語っている。震災後の落ち込みがちな心を、美しいユリの花と映画で癒してみてはいかがだろうか。【トライワークス】

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