ここまで変顔を見せて大丈夫? 『高校デビュー』15歳の新星・大野いとがすごい!

『高校デビュー』の長嶋晴菜役の大野いと。おちゃめ顔に注目!
  • 『高校デビュー』の長嶋晴菜役の大野いと。おちゃめ顔に注目!

河原和音の人気コミックを『ハンサム★スーツ』(08)の英勉監督が映画化した『高校デビュー』(公開中)で女優デビューした大野いとに大注目! 猛烈に恋がしたい長嶋晴菜役で彼女が見せたコメディエンヌぶりは、半端なくすごい。爆笑必至の変顔の百面相を炸裂させた彼女の心意気とド根性(!?)には、思わず目を見張ってしまう。

中学時代、部活一筋だった晴菜(大野いと)は、高校に入ったら思い切り恋をしようと鼻息を荒らす。そこで、校内一の人気者の先輩・小宮山ヨウ(溝端淳平)に、恋の指南役“モテコーチ”になってもらうが、モテたいというモチベーションが高すぎて、空回り状態になる。

とにかく、大野いとの百面相が強烈だ。元気よく食べ物をモリモリほおばったりするのは序の口で、ちぐはぐなヘンテコファッションでずっこけたり、授業中に身も蓋もない変顔をしたり、挙げ句の果てには、お笑い顔負けにチョークの粉を頭から被って、真っ白にされるという古典的コントにもトライ。これってどう見ても、初々しい15歳の少女のデビュー作としての限界点をオーバーしているのではと、心配しつつも大笑いしてしまう。

でも、だからこそ大野いとという素材そのものの純朴さと、一生懸命なのにどこかずれている晴菜像とが絶妙にマッチし、気がつけば誰もが彼女を心から応援したくなる。これぞ、この作品の目指す着地点なのだ。彼女の捨て身の頑張りがあったからこそ、見終わった後に元気がもらえる、おすすめ青春ラブストーリーとして完成したのだ。

実際に『高校デビュー』は、ユナイテッドシネマとしまえんでの出口調査で、観客からかなり高評価を得ている。鑑賞後の感想として、78%の観客がとてもよかった、そして19%の観客がよかったと、97%の観客が作品のできに満足していた。また、無回答12名を省けば、回答者の100%がこの映画を勧めると答えている。

まさにこの春、社会人や学生としてデビューする人には打ってつけの『高校デビュー』。キュートな変顔を見せながらも、がむしゃらに頑張ってる大野いとに是非パワーをもらいに行こう。【Movie Walker/ 山崎伸子】

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