沖田修一監督最新作『キツツキと雨(仮)』7月完成予定!役所広司「映画作りへのロマンが描かれています」

東日本大震災を受け、役所広司は「この作品をお客さまに見ていただき、心から零れる笑顔を引き出すこと」を目標としている
  • 東日本大震災を受け、役所広司は「この作品をお客さまに見ていただき、心から零れる笑顔を引き出すこと」を目標としている

『南極料理人』(09)の沖田修一監督が監督・脚本を務めるヒューマンエンタテインメント『キツツキと雨(仮)』の製作第1報が届いた。

主演の役所広司と初の共演を果たす小栗旬は「『南極料理人』がとても好きな作品だったので、その沖田組に参加することができて嬉しいです」と出演の喜びを語っている。東日本大震災を受け、役所は「地震の後、日本中が必死になって復興しようとしている中、この映画のスタッフ、キャストは皆、『こんな時に映画を作っていて良いのだろうか?』という思いでいたと思います。しかし、虚構の世界を作る仕事を持つ我々にできることは、この作品をお客様に見ていただき、心から零れる笑顔を引き出すこと」と、役者魂にあふれている。役所、小栗のほかには、高良健吾、臼田あさ美、伊武雅刀、山﨑努などバラエティ豊かなキャストが本作に華を添える。コメディセンスあふれるオリジナル脚本の本作で、今まで見たことのないふたりの新境地が開かれるだろう。

ある日、山村に現れた映画の撮影隊は迷惑も顧みず、我がもの顔で村人を巻き込み、村は戸惑い気味。ひょんなことから撮影に巻き込まれ、無理やり手伝わされる羽目になった、60歳・きこりの克彦(役所)。一方、25歳の新人監督の幸一(小栗)は、気の弱さで現場をまとめきれずにパニック寸前。映画の撮影を通して、克彦は映画の面白さに引き込まれ、持ち前の機動力で生き生きと活躍を始め、幸一は克彦と接することで成長していく。そしてふたりの触れ合いは、村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出していく。

本作について、役所は「森に囲まれた小さな町の人々と、そこに突然現れた小さな映画のクルーとの映画作りを通して生まれる親子や仲間との温かい関係、映画作りへのロマンが描かれています」と紹介。メガホンを取る沖田監督は「今回の映画は俳優さんだけではなく、ロケ地である岐阜の方々にも出演や協力をお願いしました。スタッフやキャストや地元の皆さんと共に手作り感のある、にぎやかな映画にしたい」と、意気込んでいる。

3月29日にクランクインした本作は、4月下旬クランクアップ予定、2011年7月の完成を目指している。【Movie Walker】

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