【FEFF】第13回ファー・イースト映画祭の日本作品が出そろう!注目は『告白』と『悪人』か

『告白』は日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞
  • 『告白』は日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞

イタリアのウーディネで現地4月29日(金)から5月7日(日)まで開催される第13回ファー・イースト映画祭で上映される日本作品が出そろった。現地の紹介順で11作品、英語表記タイトルに続き、日本公開時のタイトルと共に紹介しよう。ストレートなものもあるが、なかなか想像がつきにくいものもある。さて、どの作品のことかわかるだろうか?

『Cannonball Wedlock』MAEDA Koji→『婚前特急』(前田弘二監督)

『Confessions』NAKASHIMA Tetsuya→『告白』(中島哲也監督)

『The Lady Shogun and Her Men』KANEKO Fuminori→『大奥』(金子文紀監督)

『The Lightning Tree』HIROKI Ryuichi→『雷桜』(廣木隆一監督)

『Paranormal Activity 2 Tokyo Night』NAGAE Toshikazu→『パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT』(長江俊和監督)

『SABI♂SABI♀ - Quirky Guys and Gals』FUJITA Yosuke, MATSUNASHI Tomoko, OH Mipo, SEKIGUCHI Gen→『サビ男サビ女』(藤田容介監督、松梨智子監督、呉美保監督、関口現監督、筧昌也監督)

『Seaside Motel』MORIYA Kentaro→『シーサイドモーテル』(守屋健太郎監督)

『Underwater Love』IMAOKA Shinji→『おんなの河童』(いまおかしんじ監督)

『Villain』LEE Sang-il→『悪人』(李相日監督)

『Wandering Home』HIGASHI Yoichi→『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』(東陽一監督)

『Yakuza Weapon』Yudai YAMAGUCHI, Tak SAKAGUCHI→『極道兵器』(坂口拓監督、山口雄大監督)

今年の第13回は、過去の同映画祭に比べても、かなり強力かつ素晴らしいラインナップとなった。なかでも中島哲也監督『告白』はご存じの通り、第34回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞・最優秀編集賞の四冠に輝いた、昨年日本で公開されたばかりの作品だ。また、『告白』と同じく東宝配給の李相日監督『悪人』も第34回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞・最優秀主演女優賞・最優秀助演男優賞・最優秀助演女優賞・最優秀音楽賞の五冠と、この両作で主要部門を独占した作品が上映されるのだ。さらには現在公開中の『婚前特急』や2010年の興収ランキングで第14位となった『大奥』、日本でもまだ公開されていない『極道兵器』(2011年内公開予定)、ピンク映画の『おんなの河童』など、多種多様なラインナップで、きっとイタリアやヨーロッパ各地から集うアジア映画好きから高い評価が得られるのではないだろうか。

昨年は“観客賞”“ブラックドラゴン賞”ともに韓国の『彼とわたしの漂流日記』(10)が受賞し、日本作品は『誘拐ラプソディー』(10)の2位が最高だった。ちなみに一昨年前は滝田洋二郎監督『おくりびと』が“観客賞”“ブラックドラゴン賞”をダブル受賞している。今年はかなり高い確率で受賞が期待できそうだ。

さらに、本映画祭のユニークなところは、コンペ以外に、一人の俳優、一人の監督など、あるテーマをもった特集上映が行われることだ。今年の日本の特集は“瀬川昌治トリビュート”と“朝倉大介トリビュート”となっている。映画祭開催中、日本からは瀬川昌治監督、守屋健太郎監督、廣木隆一監督、朝倉大介監督、坂本礼監督、前田弘二監督の登壇が予定されている。Movie Walkerでは昨年に続き、現地からのレポートを交えて第13回ファー・イースト映画祭の様子をお届けしていく予定だ。【Movie Walker】

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