まもなく帰還一周年を迎えるはやぶさが日本を元気にする

上映は平面映像だが、プラネタリウムのフルドーム映像よりも高精細で高音質な映像を楽しめる
  • 上映は平面映像だが、プラネタリウムのフルドーム映像よりも高精細で高音質な映像を楽しめる

通信の途絶、エンジンの異常停止など、度重なる危難に直面しながらも世界初のミッションを成功させ、2010年6月13日に帰還を果たした小惑星探査機はやぶさ。その60億kmに及ぶ過酷な旅の模様を描いたフルCGドキュメンタリー『はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH』が、地球帰還一周年を記念して5月14日(土)より公開される。

今回公開されるのは、ドーム状スクリーン向けの映画として一部地域のプラネタリウムで上映されていた「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」に、はやぶさの地球帰還までの最新映像を加えた帰還バージョン。はやぶさ帰還報道を機に人気が急上昇し、一部地域のプラネタリウムで上映された際には行列や満員が続出した。発売されたDVDも完売し、入手不可能になるなど話題を呼んだ作品であるだけに、全国の劇場での公開は嬉しい限りだ。

ちなみに本作は、東日本大震災の被災者応援として無償上映提供も決定しており、被災地(避難所、仮設住宅など)あるいは被災者の方を招いての無償上映であることを条件に、希望者や団体へソフトウェアが一定期間貸し出されるとのこと。現在、同作の製作会社ライブが公式サイトなどで上映希望や協力者を募っている。

映画界では、松竹の『おかえり、はやぶさ(仮)』(2011年内公開)や、東映の『小惑星探査機 はやぶさ 遥かなる帰還(仮題)』(2012年公開)など、続々とはやぶさ映画の公開が予定されている。宇宙科学の最先端を垣間見る知的興奮もさることながら、挫折と再生にまつわる力強い物語が背後にあることも、はやぶさが映画の題材として選ばれる理由の一つだろう。未曾有の大災害という危機に直面している今だからこそ、予期せぬトラブルや失敗など、幾多の困難を乗り越えてきたはやぶさの不屈の姿が日本に勇気と希望を与えてくれるに違いない。【トライワークス】

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