Vシネ「仮面ライダーエターナル」の八代みなせ「現場での感情を大事にして演じました」

「セリフが少ない分、表情で語らなければならないので、単調にならないように気をつけました」。作中では見られない笑顔も素敵な八代みなせ
  • 「セリフが少ない分、表情で語らなければならないので、単調にならないように気をつけました」。作中では見られない笑顔も素敵な八代みなせ

テレビシリーズ、劇場版を経て、遂にVシネマにまでなった「仮面ライダーW(ダブル)」。現在、Vシネ1作目となる「仮面ライダーアクセル」が好評発売中&レンタル中だ。2作目となる「仮面ライダーエターナル」は7月8日(金)からDVDレンタルが、7月21日(木)からブルーレイ&DVD販売が開始予定。本作は2010年に公開された劇場版『仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ』の前日談にあたる。

そして今回は「仮面ライダーエターナル」から、羽原レイカ役を務める八代みなせにインタビューを敢行。女優、グラビアタレントとして活躍中の彼女の口から、いったいどんな話が飛び出すのか?

――劇場版からVシネマになることが決まった時の感想を聞かせてください

「劇場版の時も、(大道克己役の)松岡充さんと『スピンオフ作品とかできたら良いね。みんなでもう1回集まりたいね』という話をしていたんですけど、その話が思った以上に早く実現したのですごく嬉しかったですね」

――今回は劇場版の前日談に当たる話ですね

「レイカが元死刑囚だったというのを、台本をいただいた時に初めて知って。私の中で想像していたレイカは“そこまで悪いことはしていなかっただろう”という感覚だったので、まずそこで驚きがありました。でも、元となる劇場版のキャラがあったので、演じていくうえでの大変さはあまりなかったです」

――レイカは今回、短い時間の中で境遇や心境が刻々と変わっていくキャラです

「初めは自分が死んだということを受け入れられなかったというか、目が覚めたらその場にちゃんといるし体も動くので、死んだと聞かされるまでそれがわからないんです。だから最初はすごく戸惑いがあったんですけど、すぐに克己は“行くぞ!”と出て行ってしまうし(笑)。でもNEVERのメンバーと一緒に戦っていくうちに、克己の気持ちの温かさとか優しい部分に触れて、結構良い人なのかもしれないと感じるようになっていって。それにレイカって過去にあまり人に認められたことがなくて、感情がうまく表現できないこともきっとあったんだろうと思うんです。“そんな私でも認めてくれる人たちがいる”ということが、克己たちについていく動機になったんじゃないかなと。その辺りは表情だとか、現場での感情を大事にして演じていきました」

――表情での演じわけについて聞かせてください

「レイカはセリフが少ない分、表情で語らなければならない部分があるので、単調になってはいけないなと気をつけました。また、今回は過去の話ということで、血の通っていた頃の人間味も出しつつ、冷徹な部分も見せつつ、そのバランスをどうやって取るかというのも結構難しかったですね」

――Vシネマではコスチュームの露出度がやや高くなったようですが

「あれは監督のこだわりですね、きっと(笑)。でもレイカの蹴り技がより際立つようになったんじゃないかと思います」

――撮影に向けてアクション練習はやり直したんですか?

「あまり時間はなかったのですが、撮影に入る前に監督に直接、集中指導していただきました。レイカの得意技である蹴りを中心にみっちり稽古しました。後は私、とにかく体が固いので、ストレッチをして怪我のないように心がけていました(笑)」

――今回はワイヤーアクションも実演したそうですね

「本当は吹替の方がやってくださる予定だったんですが、『本人ができるなら本人でやってみよう』と監督が言ってくださって。本当にもう現場で突然言われたことだったのでとにかく驚いたんですが、自分でもやってみたいことだったので“やっても良いの?”と嬉しくなりました。でも実際やってみると、引き手の方とのタイミングの合わせ方だとか、すごく難しくて。本番では監督が“良かったよ”と言ってくれたので嬉しかったです」

――大道克己役の松岡充さんはいかがでしたか?

「松岡さんとはそれぞれのキャラをぶつけ合って、返ってきたお芝居に合わせてこちらも返す、という感じでした。事前の打ち合わせはほとんどなかったですね。ただ、克己に自分の持っていた緊急用の注射器を渡すところは大事なシーンだったので、『こういう渡し方をしようか』というやりとりをしました。あと松岡さんは役はすごく恐いんですけど、撮影中以外では気さくで、場を和ませてくださいました」

――京水役の須藤元気さんについてはいかがでしたか?

「須藤さんは本当にアドリブばっかりで、いつ何が飛んでくるか、いつもドキドキしていました(笑)。劇場版の時からアドリブをいっぱい入れていたんですが、今回はそれ以上ですね(笑)。リハーサルでは言わなかったセリフを本番でいきなり言ったりとか、不意打ちがすごい多かったです。笑いをこらえるのも大変でした。でも京水は色々とかき回しはするんですけど、NEVERのみんなをちゃんと見ているというか、克己とそれ以外のメンバーのつなぎ役みたいなところがありますよね」

――撮影現場で印象に残っていることを教えてください

「撮影現場ではみんなで仲良くお昼のお弁当を食べたりとか、和気あいあいとした雰囲気でしたね。みんな一度劇場版でご一緒した方たちばかりですし。撮影中はいろんな方がお菓子とか差し入れしてくださったんですが、私も甘いものが好きで結構いただいていたら、(堂本剛三役の)中村さんがちょこちょこっとやってきて、あまり甘いものとか食べなさそうな硬派な感じなのに『お菓子好きなんですか?』って聞いたら『そうなんだよ』って言いながら一緒に食べたりなんかして。役柄からはちょっと想像がつかない感じで、お茶目な一面が見られて良かったです(笑)」

――ファンの皆さんにメッセージをお願いします

「今回のVシネマはNEVERの過去を描いた作品ですが、これを見ることで劇場版の見方がまた変わってくると思いますし、NEVERのことをもっと好きになってもらえると思います、敵役ですけど(笑)。レイカの役どころとしてはまだ生身の体だったところから、NEVERに出会って彼らはどんな人たちなのかというところまでを追っているので、見ている人に一番近い目線で見ていただけるんじゃないかなと思います。レイカがNEVERの他の4人と少しずつ距離を縮めていくところを見てください。あと、個人的にはレイカが捕われて拷問されているシーンに注目してもらいたいですね。映像もそうですし、相手のセリフもレイカにとってすごく重要なので」【Movie Walker】

■Vシネマ 仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル(レンタル中&発売中)
価格:DVD4,725円、BD5,775円
■Vシネマ 仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル
レンタル:7月8日(金)開始
発売:7月21日(木)
価格:DVD4,725円、BD5,775円

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