オスカー女優ナタリー・ポートマンが見せるセクシーな艶技とは?

『抱きたいカンケイ』では奔放すぎるアラサー女性を等身大に演じる
  • 『抱きたいカンケイ』では奔放すぎるアラサー女性を等身大に演じる

『ブラック・スワン』(5月11日公開)で見事、アカデミー賞主演女優賞を受賞、そして私生活では婚約・妊娠を発表するなど、公私共に絶頂ともいえる充実ぶりを発揮中の女優ナタリー・ポートマン。オスカーを受賞した『ブラック・スワン』での演技ばかりがクローズアップされがちだが、同作と真逆の過激なナタリーを楽しめるのが現在公開中の『抱きたいカンケイ』だ。

本作は、“カラダだけの関係”から始まる恋を描いたラブコメディ。ハードな勤務に忙殺されている恋愛に臆病な女医が、久々に再開した男友達と男女の一線を越えてしまい「カラダだけの割り切った関係」を提案する、といった大胆なストーリーとなっている。ナタリーが扮するのはもちろんこの女医役で、仕事の合間にメールで男友達を呼び出し、部屋や車や病院で奔放に関係を楽しむなど、展開はとにかく強烈だ。優等生的なイメージを払拭する意外な役柄には驚かされるが、本作でナタリーは主演と製作総指揮を務めており、彼女が望んだ役であると考えると面白い。

一方、『ブラック・スワン』で彼女が演じるのは、清純な優等生バレリーナの役。厳格な母親にしつけられ、バレエ一筋で育ったので恋愛未経験のうえ、男に全く免疫がない。そのため、官能的な演技を要求される黒鳥役をうまく表現することができず、次第に追い詰められていくことに。ヴァンサン・カッセル演じる舞台監督に「主役がほしいなら俺を誘惑してみろ」と迫られたり、女どうしながら酔った勢いでライバルのダンサーとベッドを共にしてしまったり、官能的な演技を体得するために母親に見つからないよう快楽にふけろうとするシーンも登場したりと、『抱きたいカンケイ』とは違った方向の過激さが際立っている。

自由で現代的な女性と、不器用で古風な女性。振り幅の大きい過激な女性像を演じ分けてみせる姿からは、ナタリーの演技力の高さを改めてうかがい知ることができる。さらに今年は前述の二作以外にも、ジョセフ・ゴードン=レヴィットと共演の『メタルヘッド』(6月25日公開)や、浅野忠信のハリウッド進出作として日本でも注目を集めるアメコミ原作の映画『マイティ・ソー』(7月2日公開)、家族を描いたヒューマンドラマ『水曜日のエミリア』(7月2日公開)など、様々なジャンルの作品が待機中だ。まさに今年はナタリー・イヤーと言っても過言ではない。セクシーさを要求される役どころも難なくこなし、女として、そして母として魅力を磨き続けるナタリーの今後にますます期待だ。【トライワークス】

キーワード

関連記事

[PR] おすすめ情報