おせちにも合う“シャンパンおとそ”のススメ

ドライな味わいの「ブリュット・アンペリアル」
  • ドライな味わいの「ブリュット・アンペリアル」

元旦に飲む“おとそ”。もともとは1年間の邪気を払い、長寿を願うために飲むお酒だとか。おとそとして一般的なのは日本酒だけど、苦手な人も多いはず。とはいえ、願いがこめられた新年のお祝いに、嫌々飲むのはもったいない。そんな人には、飲みやすい“シャンパンおとそ”がおすすめだ。

シャンパンとは、フランス・シャンパーニュ地方特産の発泡ワインの総称。細かく立つ泡が口当たりのよい軽さを演出し、お酒が苦手な人でも飲みやすい。ワインと違って年ごとの味のふれ幅が少ないのも魅力。好きな1本を見つけてしまえば、毎年ある程度安定した味と品質のシャンパンが飲めるのだ。

…という訳で、正月におすすめなシャンパンを総合ワインサイト「ワインアベニュー」とワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン東京校」講師の紫貴あきさんに聞いてみた。

さまざまな料理が入るおせちとの相性がいいのは「ブリュット・アンペリアル」。150か国以上で愛されるシャンパンメゾン、モエ・エ・シャンドンの定番商品で、“皇帝の辛口”という意味どおり、ドライな味わいが特徴だ。すっきりとした酸味、ライムやハーブ、ミネラル、生のアーモンドなどの複雑なフレーバーはバランスがよく、幅広い料理に合うそうだ。

お正月に欠かせない鯛や伊勢海老などの海産物に合うのは「ヴーヴ・クリコ イエローラベル」。熟した黄桃をベースに、トーストしたブリオッシュなどの香りでムースのような泡立ちが特徴。シトラスフルーツを思わせる味が、口の中でナッツの風味に変わる過程をゆっくりと楽しんでみて。

年始のお土産で喜ばれそうなのが「ペリエ・ジュエ キュベ ベル・エポック1999」。白い花が一面に描かれた美しいボトルは、女性ウケ間違いなし。ヘーゼルナッツなどの香りのあと、オレンジの花やノイチゴなどの香りのする複雑で奥行きあるシャンパンだ。泡立ちや酸味、風味の完成度が高いため、おとそにして単体でじっくり飲むのがおすすめ。

年末の暴飲暴食で胃が疲れているなら「ルイ・ロデレール ブリュット プルミエ」。フレッシュなレモンを中心とした香りと、豊かで柔らかな泡立ちが特徴。優雅で繊細な飲み心地なので、軽めの料理と合わせたい。

マリリン・モンローが愛飲していたと言われるのは、赤いラベルの「パイパー・エドシック ブリュット」。瑞々しい白桃やネクターの香りと、酸味とオレンジピールのような苦味がフレッシュ感あふれるシャンパン。よく冷やして、アツアツの鍋物と一緒に飲みたい。

イギリス王室御用達の「ランソン ブラックラベル」。酸味とオレンジピールのような苦味がフレッシュ感あるシャンパンだ。芯のある洗練された味を生かすには、素材をシンプルに調理した和食と合わせてみては。

香りや味、泡の立ち方まで個性豊かなシャンパン。細かい知識やお作法はとりあえず気にせずに、自分らしいお正月のスタイルに合わせたシャンパンを選んでみて。【東京ウォーカー/白石知沙】

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