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『ハングオーバー!!』トッド・フィリップス監督インタビューPART2

タイでは約3ヶ月にわたって撮影を行ったというトッド・フィリップス監督
  • タイでは約3ヶ月にわたって撮影を行ったというトッド・フィリップス監督

インタビューPART1から続く

――アクションの撮影は楽しいですか?

「大好きだよ。僕は撮影が大好きなんだ。この部分の仕事(インタビュー)は苦手だけど(笑)。僕は病気になるぐらい嫌いなんだ。でもやらないといけないことだからね。僕はとにかく撮影が大好きなんだよ。アクションを撮影することは、違うチャレンジを僕に与えてくれる。アクションをバンコクで撮影することはとにかく、今はアメリカでフルのアクション映画を撮影できる気がするね。バンコクでやったことを考えたらね。なぜなら道は狭いし、信じられないぐらい混み合っていて、混乱しているからね。彼らはオレンジコーン(通行禁止を伝える三角形の置物)の意味を理解しないんだ。それを道に置くと、ほとんど人をそこに吸い寄せるみたいになる。人が近づかないようにする代わりにね(笑)」

――あなたはどのキャラクターに一番感情移入していますか?

「こういった映画では通常、観客はキャラクターたちの目を通して映画を見ている。ほとんどの人はエド・ヘルムズの目を通して見ているね。何人かの変人はアランの目を通して見ているけど。でも多くの人たちはステュの目を通して見ているね。なぜなら彼が一番ノーマルに思えるからね。観客は『オーマイゴッド!彼はこんな目に遭わなくても良いのに。それはどんなだろう?』って感じでね」

――あなたは、獣が自分の中にいると言いましたが

「ぼくの中にはデーモンが潜んでいるよ。僕らは誰でも自分の中にデーモンを持っている。それはこの映画全体に言えることだよ。何て呼ぶのかな?映画の要点だね。僕らはみんなそうなんだ。ステュのはほとんどの人より多分少しダークだけど。この映画はまさにそのことについて語っている。彼は一作目ではそのデーモンを静めることができたけど、今回はそれに完全に乗っ取られるんだ(笑)」

――現場で最もおかしかったこと、クレージーだったことは何ですか?

「わからないよ。誰もがそういった質問をするけど、僕らにとってクレージーだったのは、ビル・クリントンがやって来たことだね。それはとてもシュールだったね。ビル・クリントンがセットに来たんだ。自分のシークレットサービスを連れてね」

――バンコクに来たんですか?

「そうだよ。それは知られているストーリーだよ。とてもクールだったね。彼は路地のシーンを撮影している時に来たんだ。でももちろん人々は携帯で写真を撮ったりしてね。彼は15台の車を引き連れて現場に来た。もちろん翌日、インターネットに“ビル・クリントンが『ハングオーバー2』に出演!”って掲載されたんだ。そしてそのことについて永遠に答えないといけなくなったね。僕が頼んだわけじゃないよ。僕は彼に映画に出てもらえるか尋ねたけど、すぐに言葉を遮られたよ」

――あまり注目されないなかでプロジェクトをやる方が楽しいですか?

「そうだね。最初の『ハングオーバー!』について言えるのは、完全に誰にも知られずにやれたことだよ。それで人々を驚かすことができたんだ。それをやるのはとても難しいけどね。『ダークナイト2』のような作品をやっていたら、監督はそういったことをずっと相手にしないといけない。仕事をやっているだけでは収まらないというのは大変だよ。人々がそのことをずっと話しているのはね。まだシーンを撮影する前に、彼らはキャスティングの行方について話している。それはかなり違うことだよ。でもそういったことはアップタウンの問題だね。なぜなら人々はそれだけその映画に興奮し、期待しているわけだから」

――ミスター・チャウの役を膨らませましたね?彼は最高におかしいです。一作目の後、それは狙いだったのですか?

「そうだよ。僕がバンコクを選んだ理由の1つは、チャウを連れて来られるからなんだ。明らかに彼はそこでビジネスをしている。多分、彼はそこに住んでいるんだ。一作目のケンは素晴らしい驚きの1つだった。何人かの人は彼のことを嫌っていたけど(笑)。ほとんどの人たちは彼のことが大好きなんだ。それと僕にとって彼はコメディにおいて夢のような役者なんだ。なぜなら彼は全く怖いもの知らずだからね。コミックの俳優でそれ以上は望めない。彼は何でも言ってくれるし、やってくれる。面白いと思えるものはね」

――コメディをやるうえで、あなたの師となる監督はいますか?

「先生はいないよ。子供の時に憧れていた人たちはいる。『ブルース・ブラザース』『アニマル・ハウス』のジョン・ランディスとかね。子供の時、彼の映画は大好きだった。イヴァン・ライトマンの映画も子供の時に好きだったね。子供の時からコメディが好きだったんだ」

――バンコク以外に考えていた都市はありますか?

「僕らはリオについて話していたよ。僕らというのは僕と脚本家たちだよ。リオの可能性については話したね。なぜなら、そこでに何か悪い決断を下すことになりそうだからね。一番良く話していたのがリオとバンコクだったんだ。ちょっとだけアムステルダムについても話したけど。それはあまりに単発的なジョークになりそうだった。僕の言っている意味わかる?アムステルダムと関係のある人たちというのはね。主にリオとバンコク。それとファルージャだね。それは良かったかもね」

――モンキーは最高でした。

「モンキーは最高だね。彼女は本物の女優だよ。彼女が今年ノミネートされなかったら、ぼくは他にどうしようもないね。僕にとってのベストシーンは、ザックが彼女を獣医のクリニックの前に置いていくところなんだ。彼女が撃たれた後、彼が彼女をそこに置いていくんだ。『大丈夫だよ』ってね。そのシーンが大好きだよ。彼女の目が好きだな。彼女が彼を見つめる眼差しはとても感情にあふれていてね。現場の誰もが、クルーもキャストも彼女にほれていたよ」

――バンコクのスタッフはいかがでしたか?彼らとの仕事はうまくいきましたか?

「そうだね。彼らは実際、素晴らしいクルーだった。とても映画のことを知っているね。街自体は映画に慣れていないけど。クルーは実際素晴らしかった。ここ数年、多くの映画を手がけていたしね。僕も驚いたよ。彼らがやった映画は『Bangkok Dangerous』だけだと思っていたら、もっとやっていたんだ」

本国では公開前から様々なトラブルに見舞われつつも、公開されるや大ヒット。現時点で世界興収は5億2800万ドルを突破している。日本でもR15+版とR18+版が同時公開されるなど話題を呼んでいるだけに、本国の勢いを借りつつ、スマッシュヒットを遂げてほしいところだ。【Movie Walker】

インタビューPART1はこちらから

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