佐藤隆太らが『ロック わんこの島』ロケ地・三宅島へ凱旋!島民の言葉に麻生久美子は涙

ロケ地・三宅島でプレミアイベントを行った『ロック わんこの島』出演者と監督
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噴火で離ればなれになった犬と飼い主一家の絆を描く感動ドラマ『ロック わんこの島』(7月23日公開)の舞台となった三宅島で7月15日・16日、プレミアイベントが行われ、出演者の佐藤隆太、麻生久美子、土師野隆之介、倍賞美津子と中江功監督が登壇した。

本作の上映前には、佐藤、麻生、土師野、倍賞、中江監督が思い出の詰まった三宅島の各地を訪問。7ヶ月ぶりに三宅島を訪れた一同は、劇中に登場する野山一家が経営する民宿「たいよう」のセットが組まれていた跡地へ行き、思い出話に花を咲かせた。その後、一同は2000年の噴火の際に泥流に埋没してしまった鳥居と拝殿がそのまま残された椎取神社や、実際のロックの飼い主であった沖山勝彦・有紀夫妻が経営する民宿 夕景を訪れ、一年前の7月15日に14歳の生涯を終えたロックへ映画の完成を報告した。

上映後に行われたティーチイン形式の舞台挨拶では、観客から「避難のシーンは、自分たちの記憶とか気持ちを思い出しましたし、客観的にその当時と現在の状況を比べられて、今は緑も海も美しい季節なので、そのコントラストが印象的でした。上の子が1歳の時に避難をしたので、その時の気持ちを思い出しました」「最近、この島に引っ越してきたので、当時の噴火のことは話で聞いただけで、実際どういう状況だったのかは映画を見て初めて知ることも多かったです。映画を見て、皆さんが本当に前向きに頑張っていたのを見て、前向きな気持ちになりました。私も頑張ろうと思いました」など、島の上映会ならではの感想に、麻生が涙ぐむ一幕も。

翌日は午前中に3回の舞台挨拶を実施。三宅島の人々からの熱烈な歓迎を受け、中江監督は「撮影中は本当にお世話になりました。皆さんの協力なしでは完成はなかったと思います。ご協力いただきましてありがとうございました」と感謝を述べた。作品への思いを「映画は見てくれる人みんなのもの」(倍賞)、「この作品が三宅島を代表する映画になって、その先、何十年と愛され続ける映画になれば嬉しい」(麻生)と語り、佐藤は「撮影中、すれ違う皆さんが『頑張ってね』『楽しみにしているから』というように声をかけてくださった言葉が僕らの力になりました。皆さんのおかげで三宅島が大好きになりました。そして、また絶対に戻って来たい場所になりました」と熱い気持ちを伝えた。

2000年に起きた噴火と全島避難から約11年を経て、島には2780人(7月1日現在)の島民が戻り、着実に復興への道のりを歩んでいる現在の三宅島。本作完成時、佐藤は中江監督と共に東北へ向かい、避難所でシーツを張って本作の上映を行った。「(被災地の)皆さんからは『今回、この映画で本当に大変な状況にあった三宅島の方々のその力強さを知ることができた。三宅島の方々がこんなに頑張ったんだから私たちも絶対に負けちゃいけないと思いました』という声をたくさんいただきました。僕は自分が出ている作品だからとかそういうことはどうでもよくて、僕らが演じた家族を通して、三宅島の方々の姿を知ってもらって、このように東北の方々が勇気づけられたという事実が本当に嬉しかったです」と明かし、喜びを語った。

島の保育園の子供たちからの「おかえりロック」のパネルを背に、三宅島の人々に囲まれたキャスト陣と監督。3回の上映会で、計1150名、島の人口のおよそ4割が参加するという盛況ぶりとなり、撮影中はなかなか晴れなかった天気も、二日ともに晴天に恵まれた。島そのものが映画の完成、凱旋を歓迎しているかのような雰囲気の中、三宅島プレミアは大成功のうちに幕を閉じた。【Movie Walker】

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