ゲームやアニメでおなじみのループものに新たな傑作が誕生

銃を向けた相手は自分? 悪夢のような世界から彼女は脱出できるのか
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「こんなこと、以前にもあった」なんて、誰もが一度はデジャヴュ(既視感)を体験したことがあるだろう。ところが、それはデジャヴュではなく、実際に起きた出来事だったら? その時々の記憶がないだけで、自分が何度も同じ時間を繰り返していたりしたら? 8月6日(土)から公開となるシチュエーションスリラー『トライアングル』は、ゲームやアニメ作品に多い、いわゆるループものと呼ばれるジャンルの作品だ。

ある日、5人の男女がヨットに乗り込み、海に繰り出すも、途中で嵐に遭遇。そこへ通りかかった豪華客船に、命からがら乗り込んだ彼らは船内で不思議な体験をする。突然現れた覆面姿の人物に1人、また1人と殺され、ヒロインは船から逃げ出そうとするが、そこへ転覆したヨットから自分たちが船に乗り込んで来る姿を目撃してしまうのだ。

もちろん、「涼宮ハルヒの憂鬱」のループエピソードとして人気の「エンドレスエイト」のように何万回も同じ出来事が繰り返されるわけではないが、どこが始まりで、どこかが終着点なのかがわからなくなってしまうような複雑な展開で観客を惑わす、ループものとしての設定の面白さが強調されている。

メガホンを取るのは、『0:34 レイジ34フン』(05)では地下鉄、『サヴァイヴ 殺戮の森』(06)では森で起きる出来事を描くなど、シチュエーションスリラーに定評のあったクリストファー・スミス監督。前述した「涼宮ハルヒの憂鬱」や「Steins;Gate(シュタインズ・ゲート)」など、アニメ作品やゲームのシナリオとしては数多く存在するも、実写映画ではあまり見られなかったループものの傑作として語られる一本となりそうだ。【トライワークス】

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