映画

松山ケンイチの発言に芦田愛菜がびっくり!「トマトに砂糖をかけるの?」

MovieWalker 2011年8月19日 12時13分 配信

すべての写真を見る(5件)
宇仁田ゆみの人気コミックを映画化した『うさぎドロップ』(8月20日公開)で、凸凹擬似親子を好演した松山ケンイチと、芦田愛菜にインタビュー。初のイクメン役にトライした松山と、子役として愛くるしい表情を見せた芦田が対談し、和気あいあいとした雰囲気で愉快な掛け合いを見せてくれた。

久しぶりに取材で会ったふたり。松山は芦田を見て、「1cm伸びたらしいです」と言いながら、頬をほころばせた。「すごい成長したね。撮影中は102cm、この間会った時は109cmで、今は110cm! 8cmも伸びたんだね。大人になっちゃって」と言うと、芦田は嬉しそうな表情で「松山さんも背、伸びました?」と聞くと、松山が「伸びてないよ。髪だけは伸びたけど」とニッコリと微笑み返した。

松山が扮したのは、亡くなった祖父の6歳の隠し子を引き取った独身男ダイキチ役。芦田は隠し子のりん役だ。本作を見た周りの人たちの反応に感激したと言う松山。「自分も子供が欲しくなったとか、ダイキチの実直さや、りんの可愛らしさにあったかい気持ちになれたといった感想を周りからもらって。それって自分が台本を読んだ時に感じたものと一緒だなと思いました」。芦田は松山について「優しくて、休み時間も一緒にいてくれて楽しかったです」と嬉しそうに語った。

ダイキチが、りんがつたない手つきで握ったおにぎりを、ダイキチが食べるシーンが印象的だ。松山は「あのシーンは、撮影のかなり早い段階でやって、まだお互いにぎこちなかったよね? でも、それが良かったんです。早い段階でダイキチ、りんってお互いに言い合える関係になりましたが、あの撮影時はそこに至るまでの微妙な距離感の時で、それがすごく好きでした」と笑顔を見せた。

芦田「おにぎりに塩をふりすぎちゃって」。

松山「(手を)水に濡らしすぎて、おにぎりがすごく濡れてたね(笑)」。

芦田「私はあれが好きでした。塩かけすぎ、水塗りすぎっていうのが(笑)」。

松山「卵の黄身をつけて食べなかった?」。

芦田「いいえ。黄身、苦手なんです。白身は好きで、白身のくぼみに塩を入れて食べるんです。トマトにも塩をかけます」。

松山「僕はトマトに砂糖かけるよ」。

芦田「え? 甘くないですか?」。

松山「すごく甘くておいしいよ」。

芦田「え!! トマトってただでさえデザートみたいなのに。私、デザートだと思ってました」。

松山「砂糖かけると、もっと甘くなっておいしいよ」。

芦田「甘すぎるのも苦手なんです」。

松山「大人だね~。全然違うな。僕、子供の頃、そうやって食ってた」。

この会話のキャッチボールを聞いただけで、ふたりがすっかり仲良くなったことが伺える。

今回、SABU監督は大人の俳優だけに脚本を渡し、子役たちにはその場でセリフを与え、自然体の演技を引き出すという撮影方法をとった。芦田は「助監督さんからどういうシーンなのかを教えてもらって、この時、りんちゃんはどう動くか、どう思うかってことを一緒に考えながらお芝居をしていきました。難しかったのはお墓で泣くシーンです」と言うと、松山がすかさず「あのシーン、すごく良かったよ」とほめ称える。

通常は、“役が憑依する”という表現が使われるほど、徹底的に役に入り込む松山だが、「今回は今までと違って役作りってほとんどしてないんです」とのこと。「台本を読んで、流れもわかってるんですが、愛菜ちゃんは台本を読んでないから、フレッシュさに差をつけたくなくて。お芝居とリアリティが離れてしまうのを防ぐために、僕もあまり作り込むことをしなかったんです。だからいつも愛菜ちゃんと話をしながら、その流れで楽しく撮影してました」。確かに、自然体のふたりの表情は生き生きと光っている。松山は本作を「愛菜ちゃんとの想い出アルバム」と表現したが、映画を見れば納得である。【取材・文/山崎伸子】

うさぎドロップ

2011年8月20日(土) 公開

宇仁田ゆみの同名コミックを『蟹工船』のSABU監督が実写映画化。祖父の隠し子を引き取った独身イクメンの奮闘を描く。『マイ・バック・ページ』の松山ケンイ...

関連記事

おすすめ情報