眠れなくてもあせらないで!イケアのイベントで茂木健一郎さん語る

ベッドから起き上がる茂木さん
  • ベッドから起き上がる茂木さん

最近ちゃんと眠ってますか? かく言う記者も慢性的な睡眠不足のひとり。スウェーデンのホームファニッシングメーカー・イケアでは、1/23(木)より快適な睡眠を提案する「眠ろうNIPPONキャンペーン」をスタートさせる。これに先がけ“睡眠”についてのイベントが開催され、脳科学者の茂木健一郎さんが睡眠の重要性を語った。

ステージにベッドが運び込まれると、ジリリリリ!というけたたましい目覚まし音とともに、「あれ?もう始まっているの?」と茂木さんが登場。会場爆笑。

「多くの人は睡眠を活動停止や休息の時間だと考えていませんか。そして、眠るのはもったいないと思っている人もいるかもしれないですよね。でも、脳は休んでいるのではなく、別なモードに入っている状態。だから睡眠の間も脳は動いていて、この時間はとても大切なんですよ」

さらに、脳と眠りの関係を例を上げて説明。

「人間の脳の喜びは“学ぶこと”なんですが、眠りにはそれまでの経験を整理して、そこから“気づき”や“発見”をするという役割があるんです。この気づきや発見が学びなんですよね。実はこれを実践している人がいます。『20世紀少年』の作者で漫画家の浦沢直樹さんや、シルクドゥ・ソレイユ『コルテオ』の企画・脚本担当者は、アイデアを考える時に迷うと軽く睡眠をとって発想しているんです」

眠りの大切さを紹介してくれた茂木さんは、記者の「眠れないときはどうしたらいいか」という質問に対して、

「眠りに入る前と、眠りから覚めた後の時間もすごく大切。その時間も脳は情報の整理をしているんです。だから眠れないときでも無理に活動するより、じっと静かにしていたほうがいいです。一番よくないのは眠ろうと焦ること。眠りにつくまでの時間を楽しむのがいいでしょう」

なるほど。そうだったのか。なんだかちょっと安心。

実はこのイベント、参加者は全員ベッドの上。さらに、快眠ドリンクや快眠フードが提供される趣向。イベントの進行役からは、帰ってから皆さんの仕事に支障がないように、と注意が流された。

イケアのキャンペーンでは、各店舗に眠りのエキスパート「Nemmelier(ネムリエ)」が配置されるほか、誰でも20分間のちょい寝が体験できる「Choine Car(ちょい寝カー)」が関東・関西の主要地に出現する。また、イケアストアに宿泊するというイベントも開催される。【東京ウォーカー/齊藤宗敬】

キーワード

関連記事

[PR] おすすめ情報