『マイウェイ』特別試写でオダギリジョーが激白「本当に戦争に行くつもりで挑みました」

オダギリジョーとカン・ジェギュ監督が作品に込めた熱い思いを語ってくれた
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『シュリ』(99)、『ブラザーフッド』(04)のカン・ジェギュ監督の最新作であり、オダギリジョーとチャン・ドンゴンという日韓実力派俳優の共演でも話題を集めている『マイウェイ 12,000キロの真実』(2012年1月14日公開)。11月21日に、フッテージ試写会&記者会見が新宿バルト9にて開催され、オダギリジョーとカン・ジェギュ監督がステージに駆けつけた。

本作は、第二次世界大戦中のアジアからヨーロッパを舞台に、国や立場を越えた友情を結びながらも、対立せざるを得なくなった男たちの姿を壮大なタッチで描き出した人間ドラマだ。今回のフッテージでは本編のダイジェスト版やメイキング映像に加え、世界初公開となるクライマックスシーン“ノルマンディ上陸作戦”の特別映像も上映され、会場は大いに盛り上がった。

上映後のトークイベントでは、自身が演じた長谷川辰雄というキャラクターについて聞かれたオダギリが、「チャン・ドンゴンさん扮するジュンシクという青年が、純粋なまま成長するのに対し、僕が演じた辰雄は周囲に流されて変化していく、心に弱い部分のある人物なんです。そんなふたりが対立したり、支え合ったりしながら必死に生き抜こうとする姿を楽しんでもらえると嬉しいですね」とコメントした。また、本作への出演を引き受けた理由に関して、「すごくハードな作品になることは、台本を読んだ段階でわかっていたので、実は最初、お断りしようと考えていたんです。でも、今後の俳優人生で、これほどまでに壮大なスケールの作品に関われる機会はもうないんじゃないかと思うようになって。覚悟を決めて、本当に戦争に行くつもりで出演させていただくことにしました」と、並々ならぬ思いを込めて挑んだことを明かしてくれた。

一方、カン・ジェギュ監督は、本作を制作することになった経緯について質問され、「数年前、本作の原案となった一本のドキュメンタリー作品を見たのですが、その内容があまりにも現実離れしていて、強烈な衝撃を受けたんです。過酷な運命に翻弄されながらも、第二次世界大戦を生き抜いた青年の“生”に対する強い思いを、是非、映画として描きたいと思ったのが一番の理由ですね」と答えた。また、主演にオダギリを起用した理由について、「何よりルックスがすごく良い。これまでいろんな俳優と仕事をしてきましたが、出会った瞬間に魅了されてしまったのは彼が初めてです。ちなみに、本作の女性スタッフにはオダギリさんのファンが多くて、編集で彼の映っている場面をカットするとブーイングが起こるんです。なのでオダギリさんの出番はかなり多くなってますよ(笑)」と話してくれた。

『プライベート・ライアン』(98)や『レッドクリフ』シリーズのスタッフが集結したことや、本物の銃弾や火炎瓶が飛び交う戦争シーンをオダギリジョーがスタントマンを使わずに自ら演じきったことなど、注目ポイント満載の期待作『マイウェイ 12,000キロの真実』。その本公開を楽しみに待ちたい。【六壁露伴/Movie Walker】

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