大野智「『怪物くん』は冒頭からジェットコースターに乗ってるみたい」とアピール

カレーの王国を舞台に怪物くんが大活躍
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藤子不二雄Aの代表作を嵐の大野智主演で実写化、好評を博した人気ドラマ『怪物くん』が、11月26日(土)より3D及び2Dでスクリーンに登場する。そこでテレビシリーズに引き続き、怪物ランドのプリンス怪物くんを演じた大野智にインタビュー。怪物くんの魅力からインドロケの裏話まで、たっぷりと語ってもらった。

今回は怪物ランドの大王就任式の場で国民たちから大ブーイングを受けた怪物くんが、ドラゴンで人間界に向かうところから始まる。ところが一行がたどり着いたのは、ウタコ(川島海荷)とヒロシ(濱田龍臣)のいる日本ではなく、カレーの王国。ひょんなことから、反乱軍に捕えられた姫の救出に手を貸すことになった怪物くんが、3人のお供(ドラキュラ、オオカミ男、フランケン)と共に大冒険を繰り広げていく。

舞台となるカレーの王国のシーンは、インドで撮影。16世紀に建てられた城や寺院など、普段なかなか訪れる機会のない場所などで行われたという。インドロケでは「毎日カレーを食べていた」と明かす大野は、「種類も豊富で、全然飽きなかったなあ」と、その当時のことを振り返る。また、現地のスタッフとも交流したようで、「日傘を差してくれる現地のスタッフは、いつも眉間にしわを寄せて険しい顔(現地人のしかめっ面ぶりを体現する大野)をしていたんですけど、チョコレートをあげた瞬間ほぐれて、それからはどこに行くにもついてくるようになりました。夜になるとチャイを持ってきてくれるから、みんなからチャイボーイって呼ばれてましたよ(笑)」と顔芸を交えつつ、心温まるエピソードを教えてくれた。

そして今回、怪物くんたちの新たな仲間として加わるのが、高さ1.5m、全長8mのドラゴン(声:山口達也)だ。怪物くんが「ドラゴーン!」と呼べば、どこにでも来てくれる(?)心強い味方。実はこのドラゴン、CGではなくスタッフたちの渾身作だという。大野自身、ドラゴンとの対面をとても楽しみにしていたようで、「とても精密に作られていて、目も唇も全部動くから表情も絶妙で。リモコンで操作するんですけど、リモコン(のハンドル部分)をぐるっと回すと、目がぐるんって回るから、操作も楽しくて。しかも象より大きいから、初めて乗った時はやっぱりワクワクするし、興奮もする。だけど、このシーンは丸一日かけて撮っているから、朝から夜までほとんど乗りっぱなしなんです。だから、最初は元気いっぱいだったけど、お尻も痛くなるし、だんだんみんな口数が減っていきましたね。でも、楽しかったです」とその共演を振り返った。

取材中、時折怪物くんの片鱗を垣間見せていた大野。その理由は、怪物くんの役作りにあった。「最初は、漫画やアニメの怪物くんを参考にしようと見てみたんですけど、声一つとってもキーが違うから全然参考にならない(笑)。でも、ドラマの撮影をしながら模索してるうちに、自由にやって良いんだと気付いて、お供たちが会話してるシーンだから、変な顔でもしてみようかなってやってるうちに、ああいうキャラクターになっていったんです」と明かす大野は、怪物くんの魅力を「わがままだし、一見『何だ、コイツ』って思うんですけど(笑)。憎めない可愛らしさがある。子供だから計算なんてしてないし、嘘がないから周りも放っておけないんじゃないかな」と語った。

そんな怪物くんが3Dになって登場する本作。メガホンを取った中村義洋監督が「ほかの3D映画を研究して、面白いと思うことは全部詰め込んだ!」と語る映像は、見るものをカレーの王国に招待してくれる。大野も「冒頭からジェットコースターに乗ってるみたい」とアピールする『怪物くん』は、飛び出しあり、奥行きありの痛快作に仕上がっている。是非、愉快な気持ちで楽しんでほしい。【取材・文/大西愛】

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