アンジーいわく「イーストウッドは偉大なリーダー」

アンジーのこの日の衣裳は、ラルフローレンのワンピース、ミキモトのアクセサリー
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最新作『チェンジリング』で、本年度アカデミー賞主演女優賞ノミネートとなったアンジェリーナ・ジョリーが『Mr.& Mrs.スミス』(05)以来、約3年ぶりに来日。今回はパートナーのブラッド・ピットと6人の子どもたちと一緒に来日したこともあり、ムービー30台、スチール120名を含む300名とすごい数のマスコミが集まるなか記者会見が行われた。

クリント・イーストウッド監督との初コラボレーションについてはこう絶賛。「私はいつも誰と仕事をしても冷静に受け止めるタイプですが、イーストウッド監督との仕事は少女のように喜びました。彼はスタッフや出演者1人ひとりを尊重する、優雅で優しくて偉大なリーダー。だから、『彼のためなら何でもしよう!』と、思ってしまう」

また、「1シーン1カット」で知られるイーストウッドの撮影についてはこう言っていた。「最初とても驚きましたが、そのおかげで現場には常に緊張感が溢れ、みんなが真剣に取り組むことができました。この映画はとてもエモーショナルな作品、同じシーンを何度も演じさせられるより彼の撮影スタイルの方が良かったと思います。ローラースケートで滑るシーンは何テイクかとりましたけどね(笑)」どんな小さな疑問や質問にもその場で答えを出してくれる監督の姿勢にも感動したのだとか。

自分自身も母親であるからこそ、クリスティンの気持ちに深く共感したアンジェリーナ。「全てを失っても子供たちがいるだけで幸せ」と、語るその表情には、数年前には見ることのできなかった穏やさと柔らかさが満ちている。だが、子役たちとの共演には苦労もあったという。

「クリスティンの息子ウォルターを演じた子役は、撮影中現場に来ていた長男のマドックスとプレステをやっていました(笑)。ただ、もう1人の(ウォルターを名乗る子供)子役との撮影は大変だったんです。というのは、私が彼に対して怒鳴ったり、お皿を投げたり、乱暴に振舞うシーンがあったからです。そのときは彼が怖がらないようにとても気を遣いました。目の前に彼がいると見立てて、彼なしで演じたんです。でも、子役たちは本当に素晴らしい俳優でした」

アカデミー賞助演女優賞に輝いた「17歳のカルテ」('99)から、昨年の「ウォンテッド」まで、様々な役に挑戦し、常に観客を惹き付けてきたアンジェリーナ・ジョリー。本作「チェンジリング」はそんな彼女のキャリアの金字塔と言える素晴らしい作品となった。【新谷里映】

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