寒さに負けない!小栗旬&役所広司の役者魂

「キツツキと雨」初日舞台あいさつに登壇した小栗旬と役所広司
  • 「キツツキと雨」初日舞台あいさつに登壇した小栗旬と役所広司

映画「キツツキと雨」の初日舞台あいさつが2月11日、都内で行われ、役所広司、小栗旬、沖田修一監督が登壇した。

本作は、人里離れた山村を舞台に、気弱な映画監督と無骨なきこりの男の交流を描く人間ドラマ。ゾンビ映画を撮影するため人里離れた山村にやって来た新人監督・幸一は、偶然出会ったきこり・克彦に撮影を手伝ってもらう。

きこりを演じた役所は「きこり役は初めてでしたが、台本でチェーンソーの文字を見た時は、得意なものがあるなと思いました」と、チェーンソーが使えるという特技があることを明かした。劇中で披露したゾンビメークについては「あれだけメークすると何も怖いものはない。撮影を楽しみにしていました」と笑顔で話した。

撮影で最も印象的だったシーンについて小栗は「お風呂のシーンがすごく寒かったです。氷点下の中で役所さんとガタガタ震えながら撮影しました」と告白すると、役所も「役者魂で撮影した、男らしい撮影でしたね」と当時を振り返った。続いて役所は「ラストのゾンビと村人の戦いのシーンでは、雨が降ったりといろいろありましたが、沖田監督からカットの声がかかった時は、いろんな思いを感じました」と感慨深げに語った。

舞台あいさつ後半には、タイトルにちなみ、スタッフから3人へキツツキの形をしたあめをプレゼント。小栗が手に持ったあめで役所を突くなど仲の良さをうかがわせる場面も。一方、興味津々な様子であめを触っていた沖田監督は「キツツキの足がもげちゃった」と足の取れてしまったキツツキのアメを観客に見せ、「不吉だな」とぽつり。会場は笑いに包まれた。

第24回東京国際映画祭では審査員特別賞、第8回ドバイ国際映画祭では最優秀男優賞をはじめ、数々の賞に輝いた本作。役所は「国境を越えていろんなお客さんが楽しんでくれたのはうれしい。日本人のお客さんにはもっと伝わるものがあると思います」と力強くアピールした。最後に沖田監督は「監督をしていると、映画の神様っているんじゃないかって思う瞬間が何度もある。今回も不思議な体験をすることがたくさんありました。そんな中で、作り話を一生懸命作ってることが愛らしいことだなと思っています」と監督業に対する熱い思いを語った。

映画「キツツキと雨」
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