『夢売るふたり』阿部サダヲ演じる男に騙される女たちとして田中麗奈、鈴木砂羽、木村多江らが起用

『夢売るふたり』に出演する鈴木砂羽、田中麗奈、木村多江
  • 『夢売るふたり』に出演する鈴木砂羽、田中麗奈、木村多江

松たか子×阿部サダヲ共演で、結婚詐欺を働く夫婦の姿を描く『夢売るふたり』に、田中麗奈、鈴木砂羽、木村多江、安藤玉恵、江原由夏が出演することがわかった。5人は阿部演じる貫也に結婚詐欺で騙される女たちを演じる。

田中が演じるのは、結婚できないOLの棚橋咲月。出版社に勤めながら、希望の編集者の仕事に就けず、30歳を超えてしまったOLで、男運にも恵まれず独身、親と同居中という役どころだ。西川美和監督作品に初出演、阿部とは初共演となる田中は、「西川監督は身体が小柄なのに勇ましく現場を引っ張っていく姿は誰よりも男らしく、言葉の数や種類が豊富な方。阿部さんは個性的な役柄が印象深い役者さんなので、ご本人もそんな方なのかなと思ったら、雰囲気が柔らかい方でした」と印象を語った。木村は女手一つで家庭を養う職業安定所職員の木下滝子を演じる。ハローワークに勤務する一児の母で、旦那と死に別れ、高齢の父と幼い息子の面倒を一人で見ているという役どころ。現在、41歳の木村は、西川監督と20代の時に出会った。西川監督作品出演に「またご一緒したいという思いが現実になりました。面白い台本、素晴らしいキャスティング。その中で生きる難しさと幸せをかみしめた日々でした」と喜びのコメントを寄せた。鈴木は、食品メーカーの商品開発部に勤めるOLで、会社の上司と不倫中だったが、彼が事故で亡くなり、孤独に。不倫を終わらせたOLの睦島玲子を演じる。

『八日目の蝉』(11)、『探偵はBARにいる』(11)などに出演する安藤は、本作に男運の悪いソープ嬢の太田紀代役で出演。ソープランドで働いているが、男運に恵まれず、年齢をごまかしてデリヘルで仕事することもあるといった役どころだ。安藤は自身の役のモデルとなった女性に会い、指導のもと、ソープランドで助監督さんをお客さんにして実際に練習した。舞台作品を中心に活動を展開する江原由夏は、孤独なウエイトリフティング選手の皆川ひとみ役で出演。オリンピックを目指し、日々練習を繰り返すが、生き方に迷いも。男性との出会いがなく、自分の体格にコンプレックスを持つという役どころ。本作のオーディションで西川監督に見染められ、本役を射止め、撮影に向けてウエイトリフティングの練習に励んだ。

5人を騙す男を演じる阿部は撮影を振り返り、「自分が5人の女性を騙す役をやらせていただきましたが、本当に皆さん、びっくりするほどリアルで、騙そうとする芝居は必要ありませんでした。木村さんのハローワークの職員とか、江原さんのウエイトリフティングの選手とか、本物です。本業の方からスカウトされる人もいるくらい(笑)」と裏話を明かした。

既に撮影を終えている本作は、今秋全国公開となる。【Movie Walker】

キーワード

このニュースで紹介された映画

[PR] おすすめ情報