花粉症の症状は2人に1人が昨シーズン以上!予防対策遅れの人が続出

花粉は昨シーズンの3割の飛散量と言われているにも関わらず、昨シーズンと同程度以上の症状を感じている人は半数以上いる
  • 花粉は昨シーズンの3割の飛散量と言われているにも関わらず、昨シーズンと同程度以上の症状を感じている人は半数以上いる

ウェザーニュースが「第一回花粉症調査」の結果を発表した。同調査は、全国各地で本格花粉シーズンに突入し、飛散が増した3月上~中旬に、3万708人(男性37%、女性63%)に対して実施した花粉に関する調査。これによると、今シーズンの花粉飛散量は昨シーズンの3割と激減するも、症状は2人に1人が昨シーズンと同程度以上に出ていることが判明。予防対策が遅れた人が続出し、目のかゆみを訴える人が多い傾向にあることがわかった。

調査対象者に、「昨シーズンと比べて症状は?」と質問したところ、“症状は重い”は12.7%、“同じくらいの症状”は39.6%、“症状は軽い”が47.7%という結果に。“症状は重い”と“同じくらいの症状”を合わせると、52.3%になり、全国的に、花粉は昨シーズンの3割の飛散量と言われているにも関わらず、昨シーズンと同程度以上の症状を感じている人が半数以上いることがわかった。症状を軽く感じている人もいるものの、飛散数が少ないからといって必ずしも症状が軽くなるわけではないことがうかがえる。飛散数が少ないシーズンでも、油断せずに十分な対策をしっかり行うことが必要なのだ。

また、“症状は重い”と“同じくらいの症状”の合計の割合を都道府県別に見たところ、その割合が最も多かったのは宮崎県で78.8%、2位が長崎県で76.9%、3位が鹿児島県と高知県で76.6%、5位が熊本県で67.9%になり、10位以内は全て西日本エリアだった。本格花粉シーズンへの突入が早かった西日本が上位になり、遅かった北日本が下位に。関東は早い段階で花粉シーズンに突入したものの、一時的に飛散数が少なかった日が続いたため、ランキングでは下位になったと考えられる。

そして、「具体的にどんな症状が出ていますか?」(複数回答可)と質問すると、最も多かったのが“目のかゆみ”で、1万9648人と最も多く、続いて“鼻水”が1万8498人、“くしゃみ”が1万8421人となった。昨シーズンも“目のかゆみ”を訴える人が最も多く、引き続き、今シーズンも目の症状を訴える人が多い傾向にあることがわかった。そんななか、一般的に目への対策が甘いことも明らかに。「どんな対策を行っていますか?」(複数回答可)と質問したところ、“マスク”が最も多く1万3876人、続いて“飲み薬”が1万775人、“うがい”が6606人、“部屋干し”が6437人となったのだ。昨シーズンは“眼鏡”での対策が最も多かったものの、今シーズンは“眼鏡”の回答が4757人と少ない傾向にあり、花粉症の症状を軽減するためのカギとして、目への対策を怠らないことが重要と考えられる。そこで、病院にお勧めの対策を質問したところ、眼鏡やマスクでの対策は副作用もなく、効果的な対策として紹介している医師が多く、また、帰宅後の上着や髪の毛についている花粉に注意が必要というコメントもあった。玄関の外で花粉をはらう、可能であればすぐにシャワーで洗い流すなどもした方が良さそうだ。

さらに、流通方面の傾向を探ったところ、インターネット通販、通信販売を行う総合ショッピングモール「楽天市場」において、花粉に関連する商品の動きが活発に見られるようなったのは、昨年よりも遅め、3月上旬からだったよう。やはり、今年は花粉飛散量が少なめとの予測からか、予防対策をしていなかった人が、遅めに緊急対策を講じる様子が目立ったのだ。売れ筋の特徴としては、昨年一躍注目を集めた、体内に入る花粉をシャットアウトする「鼻セン」のほかに、アロマの香りですぐに効果が感じられる商品など。たとえば、人気の「シールdeアロマ」(2404円 ※送料別)は、鼻づまりの緩和に有効とされるペパーミントやユーカリなどのエッセンシャルオイルを配合したアロマシールで、胸元などに貼れば、すっきり爽快な気分に。「水で空気を洗う」というコンセプトの空気清浄機「マジックカプセル」(9800円※送料込)も好評のようで、空気中のウィルスや浮遊物をカプセルに封じ込めて消滅させつつ、香りでリラックスさせてくれる商品となっている。この時季、“アロマ系”は注目アイテムなのだ。

ウェザーニュースで行った病院への調査によると、「花粉症の症状が出始めた時には、既に重症になっていることもある」とコメントしている医師も。重症になってしまうと、なかなか治りにくくなってしまうので、早くも重症化してしまったという人は、来年こそは早めに対策を!【東京ウォーカー】

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