映画『シグナル』ヒロイン、“新人”三根梓が初めて尽くしの舞台あいさつ

「第4回沖縄国際映画祭」で上映された『シグナル~月曜日のルカ~』の舞台あいさつ
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現在、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催中の「第4回沖縄国際映画祭」にて、映画『シグナル~月曜日のルカ~』の上映と舞台あいさつが行われ、谷口正晃監督、三根梓、AAAの西島隆弘が登壇した。

本作は、地元の映画館で映写助手の臨時アルバイトとして働き始めた大学生・宮瀬恵介(西島)と、そこで働く映写技師長の杉本ルカ(三根)の純愛が胸を打つ青春恋愛ミステリー。ヒロイン役の三根は本作が映画デビュー、初主演ということでも話題となっている。

すべてが“初めて尽くし”の三根は、映画祭初日のレッドカーペットに続き、舞台あいさつでも緊張の色を隠せない様子。「初めてのことばかりで分からないことや不安なことがたくさんありましたが、監督、スタッフ、共演者の方々が温かく、一つ一つ丁寧に教えてくれたので最後まで全力を出せたんだと思います」と、ゆっくりと丁寧に感謝の思いを言葉にした。役柄については、「一見、感情を表に出さないクールな女の子に見えますが、恵介の優しさに触れて徐々に心を開いていきます。ルカの本来持っている優しさが少しずつ見えてくるという、ルカの心の変化をうまく表現することがなかなかできなかったです」とルカを演じる難しさを明かした。

一方、西島は撮影時を振り返り、「ロケの素晴らしさは、作られたセットでは味わえない現場で楽しめる空気感。夏場だったので、周りには自ら『蚊には気を付けて』と言った割に、自分が首元を刺されて大きくはれてしまいました」とエピソードを。「撮影は去年の夏でしたが、出来上がった映像を見ると、今、目の前で撮った映像かのように新鮮。監督の演出のすごさを感じましたね。(歌手として)ライブをしていますが、映画もライブだなと改めて思いました」としみじみ語った。

谷口監督は、撮影時にこだわった点について「役者さんたちがどれだけ本物の“命”をこの役に込めて、その良い芝居をどれだけ撮れるかに尽きる」とキッパリ。さらに、演技も初めてだったという三根に対し、発声から滑舌、立ち稽古に至るまで、1か月に及ぶ稽古をつけたという。「映画は嘘をつけませんから。新人とはいえ、お客様に観てもらうワケですから、一人の俳優としてきちんと立ってもらうために頑張りました」とコメント。「もちろん、新人としてのフレッシュな魅力は満載ですが、そこにあぐらをかくのではなく、“ルカ”というヒロインの心をこまやかに演じてくれていると思います」と、三根の演技を評価した。

共演した西島について三根は、「西島さんは、すごく明るくて、現場を盛り上げてくれました。最初は目を合わせることもできなくて、西島さんから“それじゃ演技ができない。嫌かもしれないけど、ガンガン話しかけるからね”と少し怒られてしまいましたが、それが嬉しくて。それからは普通に話ができるようになり、現場に慣れることもできました。現場を引っ張ってくれる、男らしい先輩です」と、感謝の気持ちを語った。

また、高良健吾については、「出身が同じ九州だったので、地元の話で、私の緊張をほぐしてくれました。演技について相談した時にも、“気持ちで演じれば大丈夫”と、励ましてくれて、すごく頼りになる先輩でした」と、“先輩”の2人を絶賛。現場の空気の良さが伝わるエピソードを話した。

最後に、三根は「すごくさわやかで、勇気を持って一歩を踏み出そうとする力強さもあります。見終わった後、心が温まる映画です」と、作品をアピール。西島は、「いろいろな恋愛の形がありますが、自身の恋愛ともつなげて考えてほしいです」と来場者へメッセージ。谷口監督は「ミステリーとしての物語の面白さもありますが、主人公2人の成長を通して、同世代のお客さまには、心から感じてもらえるところがあると思います。違う世代のお客さまも、映画を観ている間は、青春時代に戻ることができる“キュン”とする作品だと思います」と、作品に込めた熱いメッセージを伝えた。【東京ウォーカー】

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