【連載・シブヤ大学(6)】シブヤの地ビール作ります!

いよいよ仕込みの段階へ!完成が待ち遠しい
  • いよいよ仕込みの段階へ!完成が待ち遠しい

「東京の地ビールを作ろう」とスタートした、シブヤ大学の「ビール醸造ゼミ」。その第6回目が1/18(日)、ニッカウィスキー青山本社ビル2F(東京都港区)で行われた。08年8月から毎月1回開催されているゼミもいよいよ大詰めだ。

過去5回のゼミで議論を重ね、下記の3つのポイントを押さえたシブヤの地ビール“トナリニ”を作ることに。

1)持ち歩きに適したビールというコンセプトから、注ぎたてと30分後の味を比べて、フルーティで爽やかな風味が特徴のドイツビールの「ヴァイツェン」が一番理想に近いという結果に。

2)『ハーブ畑を通り抜けた風のイメージ』を実現させるためにハーブを入れることになり、6つのハーブの中からイメージに一番近いカモミールの葉を選んで入れることに。

3)ビール好きにも受け入れられるように当初3%と設定していたアルコール度数は最終的に4%に変更。

また、第6回のゼミに先駆け、1/15(木)、浅草のアサヒビールアネックスにてシブヤビールの記念すべき第一回仕込み作業の見学を実施。麦芽に酵母とホップそして今回シブヤビール独自のエッセンスとして入れることになったハーブ(カモミール)を混入・ろ過していき、最終的に発酵タンクの中で発酵させる直前までの工程を行った。

実際に参加したゼミ生の感想としては、「生まれて初めてビールになる前の麦汁を味見しました」「各工程を醸造師の方が細かく説明してくれて、温度と発酵時間でまったく味が変わってくるなど、とっても綿密な計算の上でビールができていることを知って驚いた」などがあり、実際に今回のシブヤビールを作ってくれている佐々木醸造師が工程の詳細を丁寧に説明してくれた。

1月ということでゼミ卒業テストを抜き打ちで行うことになり、日本で始めてビールを造った人は?などのビールの歴史からビールの正しい飲み方まで、今までの授業で習ったことのおさらいとして25問のテストを受けた。最後にシブヤ大学ビールゼミの卒業証書をサプライズで用意してくれており、それを学校の卒業式さながらに一人ひとり先生が名前を呼び、生徒一人一人に授与されゼミを締めくくった。

ゼミとしての活動はこの日で最後だが、シブヤビール“トナリニ”が完成するのは、2/21(土)。講義開始から半年、講義の日以外にも集まるほど熱心に取り組んできたゼミ生たち。彼らのビールと渋谷への想いが、詰まったシブヤビールは、きっと珠玉の味がするに違いない。第一回目から同ゼミに参加してきたビール好きの記者も、完成した暁には、渋谷の喧騒の中、渋谷の地ビール“トナリニ”を片手に爽快な春風に吹かれたい。【東京ウォーカー】

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