成宮寛貴が風俗スカウトマンに!ポイントは髪型が動かないところ(笑)

「ダメな自分を好きになる姿に救われる」と成宮
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直木賞作家・奥田英朗の同名小説を映画化した「ララピポ」。理想と現実のはざまで悩むちょっと変わった男女6人の姿を、おもしろおかしく、そしてちょっとエッチに描いた群像劇だ。そんな本作で、ウソつきで軽薄な風俗専門のスカウトマン・栗野を演じている成宮寛貴に直撃インタビュー!

──今回、ちょっとエッチな物語ですが原作を読んだ感想は? また、脚本は「嫌われ松子の一生」の監督・中島哲也さんが手がけていらっしゃいますが…。

「奥田(英朗)さんの原作はエッチだけど、現代人が抱える悩みに焦点をあてたとてもディープな内容なんですね。それが中島さんの脚本でどう変わってくるんだろうって、すごく楽しみで」

──実際に、脚本をご覧になっていかがでしたか?

「それぞれのキャラクターをフィーチャーして、ディープなテーマがちょっと明るく描かれていて、中島さんテイストだなと思いました。今回の宮野監督も一風変わった主人公たちが、どうしてそうなってしまったのかを優しく見つめる演出を心がけてられましたね。自分のことを嫌っていた主人公たちが、最後はどうしようもない自分を受け入れて好きになっていく微妙な心の変化がドラマチックに描かれていて、僕もとても感動しました」

──成宮さんは風俗専門のスカウトマンで、さらにウソつきで軽薄というファンの度肝を抜く栗野役を演じられていますが、なぜこの役を演じたいと思ったんですか?

「少なからず僕にも栗野のみたいな部分はあると思うんですよ。ただ、それを仕事の時には見せていないだけで。だけど、今26歳で30代を目前にして、地に足をついて作品と向き合えるようになったんですね。いちエンターテイナーとして、人にいいところばかり見せてもみんなは喜ばないと思ったし、自分の中にあるダメな部分を仕事としてプラスにできるのなら出してもいいんじゃないかって。それと栗野にどこか憎めない魅力を感じたんです。そんな役を演じるからには(映画を)成功させたいと思って、役作りもしっかりしました」

──役作りはやはりスカウトマンの研究ですか?

「はい。歌舞伎町や六本木、渋谷のキャッチは参考にしましたね。だけど、意外と格好も普通なんです(笑)。(人の波を)逆走してきてやっとキャッチなんだってわかるくらい。なので、僕はスタイリストさんにいろいろと相談をしながら、自分が想像するステレオタイプのスカウトマンを作りました。ポイントは髪型がほとんど動かないところです(笑)」

──この作品はご自身にとって、ターニングポイントになりそうですね。

「そうですね。役者としての考え方がすごく変わったし、ずっと自分を変えたいと思っていたからそれがカタチとして上手く現れた作品になったと思います。みんながどんな反応をするのか、すごく楽しみです!」

【関西ウォーカー】

■映画情報
「ララピポ」
監督:宮野雅之
原作:奥田英朗
出演:成宮寛貴 村上知子 中村ゆり 吉村崇 皆川猿時 濱田マリほか('08日活)
上映時間:94分・R-15
※シネ・リーブル梅田ほかにて上映中

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