『カフーを待ちわびて』の玉山鉄二&マイコ舞台挨拶 2/2

大阪のなんばパークスシネマの舞台挨拶に登壇
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■身近な人を大事する気持ちを感じてほしい。(マイコ)

本作は沖縄が舞台ということもあり、キャスト&スタッフも1か月少々の間、現地で撮影を行った。そのため「キャストとスタッフの絆もグッと深まった」と中井監督。

「玉山くんと尚玄さん(明青の同級生・照屋俊一役)、宮川大輔くん(島の郵便局員・比嘉辰夫役)そして僕でよく飲みに行ってました。沖縄の琉球舞踊が楽しめるところで、地元の人にのせられてみんなで踊っていたんですけど、なぜか知らない間に玉ちゃん(=玉山)はスッと消えちゃって…(笑)。とにかくみんな仲が良くて、撮影が終わってもキャスト同士部屋に集まって、そこに僕がお呼ばれしたり。“明日はどうしようか?”とか撮影の話をして、時には苦しみながら楽しく撮影をしました」

そして最後に「この作品を通じて身近な人を大事にしようって私も思えたように、みなさんにもそう感じていただきたいです」(マイコ)

「この映画はとてもピュアでファンタジックな恋愛を描いていて、目に見えるものだけでなく、そうじゃないもっともっと大切なものがあるんだということを再確認できるんじゃないかと思います」(玉山)「主人公たちの心のキャッチボールを丁寧に撮ることを心がけました。そんな2人が沖縄で過ごした一瞬を凪のような優しい気持ちで受け止めていただけたらと思います」(中井監督)と観客にメッセージを贈り、舞台挨拶は幕を閉じた。

舞台挨拶終了後、マスコミに向けての囲み取材が行われ、玉山らがそこで先ほどは語りきれなかった本作の裏話を明かしてくれた。

沖縄に暮らす明青を演じる上で、まず一番にマスターしなければならない"沖縄弁"。しかし、玉山は「沖縄弁をずっとデジタルプレイヤーに入れて聞いていたんですが、沖縄弁だととっさにアドリブもできなかったり」と、苦労をしたという。さらに明青の役作りについても「抑揚がない人間だから、むしろ自分の持っているものをそぎ落とす作業でしたね」と、振り返った。一方のマイコは「私も幸と同じように東京生まれの人間なので、その流れに身を任せました」とヒロインと同じ気持ちで現場に入ることができたという。そんな彼女の雰囲気に導かれたのか(?)、玉山もしだいに沖縄にゆったりと身をまかせ、こんな変化が生まれたとか。

「都会とは全然時間の流れが違って、ゆっくりなんですね。だから、いつもより緑が青いとか普段気づかなかったことにも気づけるようになったんです」

そう! まさに本作は彼の言葉のとおり、普段忘れかけている“人を思いやる優しい気持ち”を持つことの大切さを改めて観客に教えてくれるのだ。だからこそ、大好きな人と一緒にこの「カフーを待ちわびて」を観てほしい。きっと“カフー”は自身の身近なところにあると改めて実感できるはずだ。【リワークス・橋本真衣】

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