[はんつ流(5)]千葉の“鶏”にこだわった3軒

【拉麺ダイニングほんまれ】「鶏白湯だし塩ら〜めん」(¥730)。クリーミーな白濁スープに焼きアジの風味がじんわり溶けこむ。筑波鶏の香ばしくてジューシーな食感も秀逸だ
  • 【拉麺ダイニングほんまれ】「鶏白湯だし塩ら〜めん」(¥730)。クリーミーな白濁スープに焼きアジの風味がじんわり溶けこむ。筑波鶏の香ばしくてジューシーな食感も秀逸だ

大ブーム続行中のラーメンだが、その理由のひとつに食材へのこだわりがある。通常の豚や鶏、煮干し、昆布などといった食材を追求することで、他店とのおいしさや味の方向性の差別化を図る。特に最近は鶏の種類が豊富で、店舗によってさまざまな鶏を用いる傾向があるのだ。そんな“鶏”にこだわった店舗を千葉から3軒、ご紹介。

まずは佐倉市の“拉麺ダイニングほんまれ”。こちらは有名ラーメン店で6年間修業を積んだ本田忠さんが開いた店舗。食材へのウリは、まず化学調味料を不使用である点。そしてチャーシューに筑波鶏を用いる点。この筑波鶏が、実にウマい! なんともジューシーで弾力のある食感は、ラーメンの粋を超えて鶏ステーキの如し。また、スープも鶏で取った白濁系にアジの煮干しが加わり、独特の魚介風味も加わっているぞ。

次は野田市の“麺屋大馳”。店主の豊田浩之さんは、元々、ラーメンチェーンを営んでいたが、すべて手作りしたいと一念発起。麺もスープも具もすべて自家製のラーメン店を開いた。こちらのスープは、千葉の滋養鶏や雄の種鶏がベースになっている。そこに“和風らーめん”では煮干し系と貝柱系と昆布系のスープを合わせる。さわやかで風味のよい一杯だ。自家製麺は細いタイプで、するするとした口あたりもいい。

そして長生村の“BeeHive”。ここは特にすごいぞ。何がすごいって、店内に入ればビリヤード&ダーツが。とてもラーメンが出てくる雰囲気じゃない。でもマスターの斉藤直樹さんは、ラーメン作りにもハマってしまい、研究に研究を重ねた結果、激ウマの塩ラーメンを作り上げてしまった。スープにはなんと高級鶏のシャモロックを使用。しかも、そこに白トリュフのオリーブオイルがさらっとかかる。さらにチャーシューは三元豚をフォアグラの脂で炙り焼き。細めでコシのある麺は自家製だ。

まだまだ千葉には美味なるラーメン店が存在するぞ。千葉の人はもちろんのこと、東京、神奈川、埼玉からもほどよい近さなので、週末にドライブがてら食べ歩きもいいかも。【フードジャーナリスト・はんつ遠藤】

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