松たか子、『夢売るふたり』の初日に西川監督から居眠りをチクられ「私も人間です!」

『夢売るふたり』の初日舞台挨拶で松たか子や阿部サダヲらが登壇
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『ゆれる』(06)、『ディアドクター』(09)の西川美和監督作『夢売るふたり』の初日舞台挨拶が、9月8日に新宿ピカデリー1で開催。主演の松たか子、阿部サダヲ、田中麗奈、鈴木砂羽、木村多江、江原由夏、笑福亭鶴瓶、西川美和監督が登壇。松は映画について「これから、じわじわといろんな方に多く見ていただきたい」とアピールした後、兄・市川染五郎の事故について「ご心配をおかけしました。順調に回復しております。どうか彼に時間を与えてください」と挨拶をした。

『夢売るふたり』は、火事で全てを失った夫婦が、結婚詐欺を企てるという斬新な物語だ。メガホンを取った西川監督は、「アイデアを思いついてから3年が経ち、いろんな人に出会い、取材をして、こんな素敵なキャストの方と仕事をすることができました。今は、一人の子供が自活をして、我が家を出て行くような気持ちでいます」と語った。

その後は、それぞれが今だから言えるという告白をボードに書いて披露。松は、本作の役作りのため、西川監督とフォークリフト免許を取得したので「監督 一緒に受験してくれてありがとう」と語った。西川監督は「全部で4日間かかりましたが、1日目の授業中に居眠りする松たか子を初めて見ました」と言うと、松は「私も人間です」と苦笑い。いろんな人に懺悔をされたのは阿部だ。鈴木は「顔面に思いきりゲロしてごめんなさい」と謝罪。劇中で阿部をボコボコにした田中は「ひどいことをしました」と恐縮顔。阿部は「一生の中であんなにやられたことはないです」と笑顔を見せた。

ウエイトリフティングの選手という役どころを演じた江原は「もうムリ……」と激白。「今だから言えますが、本当に苦しくて。1日で6、7tの総重量を上げていました」と、辛かったトレーニングについて激白。監督はそんな彼女に「トレーニング頑張ってくれてありがとう」と語った。江原は、4ヶ月間の特訓を積み、何と8月19日に行われた関東ブロック大会で2位を獲得したというから驚きだ。西川監督は「是非、私たちをリオに連れていってください」と語った。

作品の評価は高く、既に各国の映画祭から声がかかっている『夢売るふたり』。西川監督は明日から、本作が出品された第37回トロント国際映画祭の晴れ舞台に立つべく旅立つ。【取材・文/山崎伸子】

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