残酷な物語に真っ正面から向き合った日本アニメ界注目の監督って?

余りの残酷描写によって一時期発売禁止となっていた伝説のコミックが原作の『アシュラ』
  • 余りの残酷描写によって一時期発売禁止となっていた伝説のコミックが原作の『アシュラ』

1970年に週刊少年マガジンに掲載されたジョージ秋山による漫画を原作としたアニメ映画『アシュラ』が、9月29日(土)に公開される。監督を務めるのは、テレビアニメ「TIGER & BUNNY」で知られる、さとうけいいちだ。

1995年発売のOVA「ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日」のEpisode:6で作画監督とメカ設定を務め、注目を集めたさとう監督は、1999年放映のテレビアニメ「THE ビッグオー」で、キャラクターデザイン、メカニックデザイン、コンセプトワーク、スーパーバイザーといった要職を兼任。その洗練された仕事ぶりで、日本のみならずアメリカのアニメファンも魅了したことでも知られている。

その他にも「百獣戦隊ガオレンジャー」「忍風戦隊ハリケンジャー」「爆竜戦隊アバレンジャー」などのスーパー戦隊シリーズでキャラクターデザインを担当したり、SMAPの出演で話題を集めたNTTのCM「GATCHAMAN」の監督&キャラクターデザインを手掛けたりと、アニメ以外のフィールドでもその才能を発揮している人物なのだ。

そんなさとう監督が挑んだ『アシュラ』は、生死を賭けたダークかつ硬派な物語もさることながら、水墨画のようなタッチと3D CGならではのダイナミックなカメラワークが魅力的だ。飢えから逃れられない過酷な日々を、がむしゃらに生き延びようとする少年アシュラの姿をハイブリッドアニメーションを駆使して描き切っている。

本作以外にも絶賛公開中の『劇場版 TIGER & BUNNY The Beginning』では企画協力を、企画進行中の『聖闘士星矢 SAINT SEIYA(仮)』では監督を務めるなど、その活躍に期待と注目が集まるばかりのさとう監督。類い稀なセンスが生み出した、生と死の物語を是非スクリーンで体感してほしい。【トライワークス】

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