【連載「ミスキャンパス立命館2012通信」Vol.3】インターネットと陶芸体験の融合~時代の流れと伝統の存続~

米澤工房様にて陶芸体験をした金さん、沖さん
  • 米澤工房様にて陶芸体験をした金さん、沖さん

文化体験第二弾で紹介させていただくのは、陶芸を体験させていただいた米澤工房様です。こちらは、古い町屋が軒を連ね、歴史を感じさせる街、西陣で観光客などに向けた陶芸体験をされています。

 今回体験した、金さん、沖さん、共に陶芸=ろくろというイメージを持っていたそうですが、こちらで体験させていただいたのは手捻りという方法でした。ろくろでつくった作品は同じ形のものができやすいそうです。しかし、手捻りでつくった作品は、作品一つ一つに味が出て、二つとして同じものができないそうで、こちらの体験を希望される方が多いとのことです。

 手捻りは始めに土台をつくり、その土台の周囲を囲むようにして、ひも状に伸ばした粘土を積み上げていき、手で伸ばしていくという工程で基本の形を作り上げます。この基本の形ができたら、粘土を薄くのばし、弓という道具で高さを揃え、断面や表面を水でぬらした革ベラを使って滑らかにしていきます。最後にハンコで模様をつけ、底にサインをして体験は終了です。このあと、窯で焼き、出てきた完成品は大きさが二割ほど小さくなるそうです。完成までは一ヶ月を要するそうです。

 米澤工房様では幼稚園児からお年寄りまで幅広い年代の方が陶芸を体験でき、北は北海道、南は沖縄からホームページを見て体験に来られる方もいらっしゃるそうです。日本の伝統文化の存続問題について、米澤工房の方に意見を伺うと「陶芸の作品にも流行や時代の変化があり、それと同様に、文化も時代の流れに合わせなければ、衰退していくのではないか。」とおっしゃっていました。インターネットが普及したおかげで米澤工房様は体験教室ができるようになったそうです。

 では、最後に体験中のウラ話です。二人とも黙々と作っていましたが、沖さんが何度も茶碗の大きさを気にした発言をして、和やかな雰囲気になりました。候補者と共に随行していた実行委員も体験させていただいたのですが、「誰が1番上手ですか?」と先生に伺うと「こういうのは候補者をたてて、実行委員は下手に作るはずやろ(笑)」と笑わせてくれました。体験終了後も候補者や実行委員と気さくにお話してくださいました。

 今回も文章は、ミスキャンパス立命館2012実行委員の白井寛人が担当させていただきました。読んでいただきありがとうございました。

【文=「ミスキャンパス立命館2012」 実行委員 白井寛人】

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