『コッホ先生と僕らの革命』で型破りな教師を演じたダニエル・ブリュール「スポーツには力がある」

主人公コンラート・コッホを演じるダニエル・ブリュール
  • 主人公コンラート・コッホを演じるダニエル・ブリュール

ドイツサッカーの父コンラート・コッホの実話を基に描いた『コッホ先生と僕らの革命』(9月15日公開)で主演を務めたダニエル・ブリュールのインタビュー映像が公開された。『グッバイ、レーニン!』(04)で一躍注目されたダニエル・ブリュールは、今まで定番だった若い好青年役とは違い、規律と慣習のみを信じる教師や親に正面からぶつかる型破りな教師を演じている。

1874年、ドイツ帝国の厳格な名門校にイギリスからドイツ初の英語教師として赴任してきたコッホは、偏見や階級、国籍に対する差別意識を持った生徒たちと向き合うため、授業にサッカーを取り入れる。それが、ドイツサッカー誕生の瞬間である。サッカーファンであるダニエルは、「サッカーの黎明期やコッホのことは知らなかった」といい、「サッカーが反対されていたなんて思いもしなかった」と驚きを隠せない。

そんなサッカーファンですら知られていない実在の人物を演じるにあたり、ダニエルはベルリンの学校に足を運んでいる。その学校の教師が「コッホに似て、生徒を励ますタイプで型破りの先生だった」と語り、彼の姿を見て、コッホの教師像を明確にイメージできたようだ。「コッホは現状を変えようとする教師」「生徒に英語とサッカーを教え、反対される中、それを貫き通した。教師の鑑だね」と、教育改革論者としてのあるべき教師の姿を見出し、コッホを演じきった。

本作のメガホンを取ったセバスチャン・グロブラー監督は、ダニエル同様のサッカーファンだ。サッカーの良さを伝えたいという熱い思いをもったセバスチャン・グロブラー監督は、「とても感情豊かで熱い人」とダニエルを感動させるほどの情熱的な人物だ。さらに本作の魅力は、何といっても生徒たちの個性を生かした伸びやかな演技と表情だろう。「みんな才能豊か」とダニエルも太鼓判を押しているが、物事に集中できない子供であるため、ダニエルと監督が自ら指導役をしていたという。

「スポーツには力がある」と力説するダニエルは、「スポーツは人々を困難な状況から開放する。貧困から救い出してくれるし、社会の中で居場所も作ってくれる」と、サッカー強豪国ドイツの知られざる真実を通じ、夢や希望、そして信念を貫く大切さを教えてくれる本作の魅力を存分に語った。ドイツサッカー誕生の裏にあるドラマをスクリーンで目にしてほしい。【Movie Walker】

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