幻の日本映画の復元作から70年代&現代の話題作が京都に集結! 「第8回京都映画祭」10/8(月)まで開催

プリントの一部が発見された「一殺多生剣」は、復元で上映が可能になった本編の一部(30分)を上映
  • プリントの一部が発見された「一殺多生剣」は、復元で上映が可能になった本編の一部(30分)を上映

10/2から10/8(月)まで7日間、祇園会館、東映京都撮影所、京都文化博物館を会場に、第8回京都映画祭が開催される。「映画都市・京都」を世界にアピールすることを目的に平成9年から開催されている本映画祭。“日本映画発祥の地・京都”に集まった人材や、蓄積されている技術、経験を活かし、映画祭を通じて京都から新たな映画文化の発信を図っている。

今回の映画祭では、日本映画の激変期であった1970年前後に制作・公開された作品に光を当てる「京都1970 若き監督たちの戦い-中島貞夫を中心に」と、未来の日本映画界を担う若い才能に焦点を当てた「京都2012 新進気鋭の監督たち」、プリントの一部が紛失したり、傷みのある作品を復元し上映する「復元映画」など3つのプログラムで構成されている。「復元映画」では“時代劇の父”とも評される伊藤大輔監督による幻の映画「一殺多生剣」の発掘された一部のプリントを復元し、ニュープリントで上映。さらに「京都1970 若き監督たちの戦い-中島貞夫を中心に」では、中島貞夫監督の「日本暗殺秘録」(69)や「狂った野獣」(76)といった近年再評価が高まる注目作を上映する。また「京都2012 新進気鋭の監督たち」では、京都を舞台にした柴田剛監督の「堀川中立売」(10)や、今年公開され映画ファンを中心に高い評価を得る「SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」(12)や「先生を流産させる会」(11)などの若手監督による話題作も多数上映される。

映画祭期間中には、女優の富司純子や梶芽衣子を招いたトークショーや、「SRシリーズ」の入江悠監督らが参加するシンポジウムが実施される。ここでしか見られない貴重な作品の上映から、監督や俳優ら映画関係者との交流まで、映画祭でしか味わえないプログラムをぜひ体感してほしい。

【文=関西ウォーカー編集部】

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