成田長親を演じた野村萬斎が、長親の子孫と400年の時を超えて名古屋で対面!

成田長親公四百回忌特別法要に参列した、左から、上地雄輔、野村萬斎、成田幸隆氏
  • 成田長親公四百回忌特別法要に参列した、左から、上地雄輔、野村萬斎、成田幸隆氏

累計175万部を突破した和田竜の大ベストセラーを映画化した『のぼうの城』(11月2日公開)。犬童一心と樋口真嗣のダブル監督が壮大なスケールで描き出す濃密な人間ドラマで、“のぼう様”こと成田長親を演じるのは狂言界の至宝、野村萬斎だ。

この成田長親、映画本編でも記述しているが、石田三成との合戦後に出家、忍城を飛び出して全国放浪の旅に出るという破天荒な人生を歩んだ。その後、映画では夏八木勲が演じた明嶺理察和尚のいる名古屋に移住。ここを終の住処とした。一方、成田家は徳川家康に請われて尾張藩に召し抱えられ、別々の経緯で名古屋に成田一族が集結、現在に至る。亡くなった慶長17年(1613年)から数えで400年、映画公開の今年2012年が成田長親の四百回忌となる。

そんなことから、10月18日(木)に名古屋市で、主演の野村萬斎、上地雄輔、成田幸隆氏(成田長親の子孫)が参列し、菩提寺である大光院(※)で成田長親公四百回忌特別法要が執り行われた。

法要に参列した野村萬斎は、「これも仏様のご縁かなと。役に立たないようで、最後には役に立ったかなと。感無量です。成田長親様に叱られないと良いなと思っています。楽しんでやらせていただきました」と神妙に語る。また、いよいよ公開が近付いてきたことについては、「率直に嬉しいです。撮影は終わっていたのですが、昨年公開の予定が延びてしまい、やっと公開にこぎつけることができて万感の思いです」と続けた。また、上地も「昨年の公開が延びたのを悲しんだ一人です」と公開を心待ちにしている心境を吐露した。

また、成田長親の子孫の幸隆氏は、偶然にも水関係の仕事をされているという。「歴史に埋もれていた人物(成田長親)を和田竜さんに取り上げていただいて、ようやく日の目を浴び、野村萬斎さんに命を吹き込んでいただきました」と感無量だった。

上地演じる石田三成は、豊臣秀吉が得意とする水攻めで落ちる気配のない忍城に襲いかかる!この絶体絶命の危機を成田長親はいかに乗り切るのか。野村萬斎の“のぼう様”成田長親を、是非とも劇場で堪能してもらいたい。【Movie Walker】

※本作で夏八木勲が扮する明嶺理察和尚が城下にあった清善寺住職を経て尾張名古屋に移り住み、清洲に新たに清善寺を創建。慶長15年、現在の大光院と改め、現在の場所に移す。後に尾張に移り住んだ成田長親公の菩提寺となる

キーワード

関連記事

このニュースで紹介された映画

[PR] おすすめ情報