「おくりびと」アカデミー受賞記念“無料パン”に行列

10:00の開店後から人が途切れず行列も!
  • 10:00の開店後から人が途切れず行列も!

「うちのパン屋で“アカデミー賞を受賞したら1日無料”の張り紙をしてしまったので、赤字覚悟でパンを無料で配ります!」。

映画「おくりびと」の脚本を手掛けた小山薫堂さんの、アカデミー賞受賞後のコメントだ。その“約束の日”である2/26(木)、東京港区で小山さんが運営するパン屋「オレンジのバイテン」には、“お祝い無料パン”を求めて多くの人が訪れた。

列島を覆う「おくりびと」フィーバーのさなか、前日からテレビで“無料デー”が報道されたこともあり、受賞を祝ってパンを求める客で店の外に行列ができるほど混雑。人気のくるみぱんなどはすぐに“無料で”売り切れてしまい、百年カレーパイ(通常320円)もどんどんプレゼントされて行く。

隣のビルに勤めているという会社員の三浦さんは「前回利用した時に、受賞したら無料!という小さな貼り紙を見ていたので、同僚を誘って来てみました。ここのパンは柔らかくておいしいから好きです」とうれしそう。また、常連である小山千春さんは「焼きたてのカレーパイをもらっちゃいました。『おくりびと』は試写会で見たんですが、笑って泣けて……とってもいい作品だな、と思っていたのでうれしいです」と笑顔で話してくれた。

「パンやパイなどは通常の2倍ほど用意したんですが、このままでは昼過ぎにはなくなってしまうかもしれません…」と同店スタッフの内田さんも大忙し。店長の桜本さんにも「(この無料イベントを)テレビで放送していた時に店長が映ってるかじっと確認しましたよ」「受賞おめでとうございます」など、お客さんからの祝福の言葉がかけられていた。

実はこのパン屋、小山さんが代表取締役社長を務める「オレンジ・アンド・パートナーズ」のオフィス受付となっている。なので取材中にも「祝!アカデミー賞受賞」とかかれた美しい胡蝶蘭が届き、パン屋の店内を通って事務所へ。応接室はありとあらゆるカラフルな花々で、もはや機能しないほど埋め尽くされていた。

通常は18:30までの営業だが、イベント当日は商品の有無を店舗(03-3560-3725)まで確認したほうが無難だろう。場所は地下鉄日比谷線、神谷町駅1番出口から徒歩3分ほどだ。

レジ横には現地で買ってきたオスカー像のレプリカが置かれるなど、祝福ムードあふれるこのパン屋さん。近くの人は一度覗いてみてはいかがだろう?【東京ウォーカー/末次 剛】

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