山田孝之が実姉との共演秘話を告白!石橋監督も「全然知らなかった」

一人三役に挑んだ山田孝之とヒロインのマイコが初日舞台挨拶に登壇!
  • 一人三役に挑んだ山田孝之とヒロインのマイコが初日舞台挨拶に登壇!

山田孝之主演の奇想天外なラブストーリー『ミロクローゼ』の初日舞台挨拶が11月24日にシネクイントで開催され、山田をはじめ、マイコ、石橋杏奈、原田美枝子、石橋義正監督が登壇。一人三役に挑んだ山田は「3年前に撮った映画で、やっと公開できてすごく嬉しい気持ちです」と挨拶した。

登場人物がすべてマネキンという異色コメディドラマ『オー!マイキー』が話題となった石橋義正監督が、オリジナル脚本で映画化した本作。3人の男の視点を通して、一人の愛する女性になりふり構わず突き進む男の姿を描き出す。山田は、絵本の中に生きるようなチャーミングな男性、恋愛相談員、片目の浪人という個性豊かな3役を痛快に演じ分けている。ダンスにも初挑戦しており、山田は「撮影に入る前から、ダンスの練習はかなりやりました。僕、ダンスとか全然できないので。それに加えて、すごい厚底の靴を履いている役柄なので、靴を履いて踊れるように練習しました」と苦労を明かした。石橋監督は「そのリハーサルに一番時間を割いたかもしれない。僕も一緒に踊ったりして、そのなかで気持ちが通じ合って、撮影がスムーズに進みました」と話し、会場の笑いを誘っていた。

ダンスシーンも見どころの本作だが、遊女役の一人として登場するダンサーの椿かおりは、山田の実姉でもある。司会から共演について尋ねられると山田は、「あ、それ言っちゃうんですね」と照れ笑いを浮かべながら、「そうなんです。台本を見てびっくりして。『遂に共演ですな』とメールを送りました。スタッフの方に気を遣われるのも嫌だったので、ずっと隠しておいたんです。撮影が全部終わってから監督にだけ言いました」と告白。監督も「全然知らなかったんです」と共演裏話を教えてくれた。

2011年の香港映画祭を皮切りに各国の映画祭で上映され、ニューヨーク・アジア映画祭では、山田が日本人初のライジング・スター・アワードを受賞している。監督も各国でのダイレクトな反応に刺激を受けたようだが、一番笑いが起きたシーンについて、「原田さんが耳をほじくっているところは、世界共通でびっくりするくらい笑いが起きる。インドに行っても、あのシーンでダーッとウケていた。ショッキングでした」と笑顔を見せた。その原田は「最初のタイトルバックを見ただけで、この映画に出て良かったと思うくらいドキドキした。石橋監督とこの作品が大好き」、本作を象徴するヒロイン“偉大なミロクローゼ”に扮するマイコも「一言では言い表すことのできない作品。どの角度から見ても楽しめると思うので、自由に楽しむのが見どころ」と、女優陣も監督のオリジナルな世界観を絶賛。本作への愛情を明かしてくれた。

最後に山田は「見どころがありすぎて、『ミロクローゼ』が面白いということしか言いようがない。3年前に撮って、すごく面白い作品ができた。こんなに面白い映画が今の日本にあるんだ、この作品ができた同じ時代に生きていて良かったと本当に思っている。そう思う人がもっと増えてくれたら」と胸を張った。2012年に公開された作品だけでも、『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』、『闇金ウシジマくん』、『のぼうの城』(公開中)、『その夜の侍』(公開中)など、どんな役どころでも圧倒的な存在感を見せつける山田孝之。オリジナルにとことんこだわった石橋監督のカラフルな世界で、カメレオン俳優・山田孝之の魅力をたっぷりと感じてほしい!【取材・文/成田おり枝】

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