世界に認められた新進女優が強烈爆弾魔に!渾身の役作りでダークな魅力たっぷり

血で汚れた口元、眉毛を剃って不敵な笑みを浮かべる爆弾魔役はこれまでの彼女のイメージを一変させた
  • 血で汚れた口元、眉毛を剃って不敵な笑みを浮かべる爆弾魔役はこれまでの彼女のイメージを一変させた

第68回ヴェネチア国際映画祭で染谷将太と共にマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人俳優賞)に輝いた『ヒミズ』(11)に始まり、『悪の教典』や大河ドラマ「平清盛」など映画やテレビドラマの他、CMにも多数出演。初めてのフォトブックを発表するなど、2012年は新進女優の二階堂ふみにとって飛躍の年になった。2013年にさらなる活躍が期待される彼女が、新作『脳男』(公開中)で連続爆弾魔という初めてのダークな役に挑戦している。

本作は、江戸川乱歩賞に輝いた首藤瓜於の処女作を映画化したもので、驚異的な知能と身体能力を持つ一方、感情は持たない謎の男を巡るバイオレンスミステリー。そんな同作で、二階堂演じる爆弾魔の緑川紀子は、生田斗真演じる脳男と対峙する。

撮影に当たり、瀧本智行監督から「やせて」という注文を受けたものの、当時は思春期ということでなかなか体重を落とせず、「全くやせない」と口にしてしまったのだとか。監督はそんな彼女に内緒で付き合い、見事ダイエットに成功。成果を告げたところ、「メタボの親父と十代の女子を一緒にしないでください」と監督を一瞥。さらに、目の前にいた赤ちゃんが美味しそうに見え、「やばい」と思ったこともあったと製作報告会見で明かしている。

厳しい減量に加え、監督への思いがけないいらいら(!?)が相まってか、負のオーラたっぷりな、思わずぞくっとさせられる不気味で迫力のある爆弾魔が誕生した。眉毛を剃って臨むなど、その入れ込みようも十分な女優魂を披露している。かつては“宮崎あおい激似”と呼ばれていたのも忘れられてしまうほどの体当たりぶりで挑んだ二階堂ふみのダークな魅力を、劇場でたっぷり堪能してもらいたい。【トライワークス】

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