若者で盛況!オシャレな「写経」イベントを体験

写経をしていると、頭がからっぽになり集中するのが分かる。みんな真剣!
  • 写経をしていると、頭がからっぽになり集中するのが分かる。みんな真剣!

ここ数年で、若い女性から人気を集めている座禅や写経。ただ体験できる場所が少なく、気軽に始めることができないのが難点だ。そんな中、気軽に禅を体験できる予約制のイベント「東京禅僧茶房」が開催されていると聞き、無料の禅僧トークと写経を体験してきた。

イベントは、古民家を改装したオシャレな和カフェ「nagaya cafe さと和」の2階で開催。ちなみにここの「抹茶ラテ」は、濃い抹茶とマイルドなミルクがちょうどよくておいしい! イベントが始まる前に1杯飲んですっかりリラックスモードに。

まず最初に参加した禅僧トークは、僧の方の生の声が聞ける珍しいイベント。今回は、禅僧の方が食事の時に使う「応量器」の使い方と、“寄せ箸”や“さぐり箸”など、実際の食事でもタブーとされているマナーについてだったので分かりやすかった。参加した女性は、「母から習ったお箸の使い方を、今子供たちにきちんと教えられているかなぁ」と振り返った。日常を省みることができるあたりも、人気の秘密かもしれない。

1時間弱のトークの後、写経の教室が開催。畳の部屋は人数分の写経セットを用意してくれているので、手ぶらでもOKだ。

写経は、お手本のお経の上に、薄紙をのせ筆ペンでなぞる形式。写経の前後にお経をとなえ、正座して書き写す。本当は筆と墨を使うそうだが、筆ペンだったのも初心者にとって扱いやすくうれしかった。

いよいよ本番。書き始めると、受講者全員が無口になり真剣に机に向かう。記者も、慣れない正座と戦いながらの写経を続けた。薄く透けるお手本の線の形、太さを真似するのがなかなか難しいが、それもまた楽しい。気づくと没頭し、30分があっという間に過ぎていた。

実は時間内に書ききれなかった記者だが、この日最後の教室だったこともあり、全て書かせてもらうことに。40分弱、正座に苦しみつつ書いた写経は、おぉー。我ながら会心の出来だ。おもしろいのは、字の出来で“その時の自分”が分かること。気が散っているときは歪み、集中しているときは形のいい文字を書くことができた。奥が深い・・・。

体験したのは女性が7割程度と多かった。また、記者のいた時間には若い女性の姿も多く見られ、中には「ヨガ感覚で心を落ち着けられる」と話す声も。

同イベントは3/7(土)までだが、駒沢大学内で行われる「駒沢坐禅教室」は定期開催で参加可能。関係者は、「仏教をより多くの人に知っていただきたい」と話す。心をリセットさせて、元気に毎日を送りたい。【東京ウォーカー/白石知沙】

「東京禅僧茶房」(予約制)
http://zenshojin.web.fc2.com/

「駒沢坐禅教室」
http://zenshojin.web.fc2.com/zakyo.html

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