ディカプリオ、演じたのは「今まで見たなかで最悪の悪役」

レオナルド・ディカプリオ、引退を否定
  • レオナルド・ディカプリオ、引退を否定

第85回アカデミー賞で、助演男優賞と脚本賞の2冠を獲得したクエンティン・タランティーノ監督作『ジャンゴ 繋がれざる者』(3月1日公開)。本作で初の本格的悪役にトライしたレオナルド・ディカプリオが来日し、有楽町のピカデリー1で舞台挨拶を行った。「日本が本当に大好き」とリップサービスをしたディカプリオは、先日の俳優休業宣言について「ちょっと休憩するだけだよ」と、会見に続いて否定し、ファンを安堵させた。

タランティーノ監督に心酔している様子のディカプリオ。「本作ではアメリカの過去にさかのぼり、彼独自の解釈を加えている。僕は彼の前作『イングロリアス・バスターズ』(09)も大ファンだったけど、タランティーノは作家としても優れている。セリフも物語も素晴らしい。今回の脚本も大胆で、みんながショックを受けた。醜い時代をこんなに大胆に描けるのは、タランティーノしかいない。是非、次も出たい」。

『ジャンゴ 繋がれざる者』は、ジェイミー・フォックス演じる元奴隷のジャンゴが、妻を救い出すために賞金稼ぎとなり、過酷な戦いに挑むという物語。ディカプリオが演じたのは、冷酷非道な大農園の領主カルビン・キャンディ役だ。「黒人の主人公を敢えてすえて、南北戦争以前の道徳的な腐敗を描いている。僕が演じたキャンディはひどい人間、中から腐っている。今まで見たなかで最悪の悪役だ」と語った。

ジェイミー・フォックスやディカプリオの他、アカデミー賞助演男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツ、キャンディに仕える黒人スティーブン役のサミュエル・L・ジャクソンなど、役者の個性が光る本作。タランティーノ印のマカロニウエスタンをとくとご覧あれ。【取材・文/山崎伸子】

キーワード

このニュースで紹介された映画

[PR] おすすめ情報