回を重ねるたびに楽しさが増す!『クラウド アトラス』鑑賞者の9割「もう一度見たい」

19世紀から近未来まで、6つの異なる時代に生きる人々の姿を描いた『クラウド アトラス』
  • 19世紀から近未来まで、6つの異なる時代に生きる人々の姿を描いた『クラウド アトラス』

『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー姉弟と『ラン・ローラ・ラン』(98)のトム・ティクヴァという3人の監督が、デヴィッド・ミッチェルの小説に基づき映画化した『クラウド アトラス』(3月15日公開)。本作の公開に先駆け行われた試写会後のアンケート調査には、16歳から65歳までの男女が回答し、9割が「再度劇場で鑑賞したい」と回答した。

本作の舞台は、19世紀から24世紀。過去・現在・未来にまたがる500年の間の6つのエピソードが、アトランダムに行き来するように見えて、実は完璧に計算された順序で描かれていく。主人公の男を軸として、波乱に満ちた航海物語、幻の名曲の誕生秘話、原子力発電所の陰謀、人殺しの人気作家、伝説となるクローン少女の革命家、そして文明崩壊後の地球の戦いが交錯していく。その壮大さゆえに理解に苦しみ、再度鑑賞を希望しているのかと思われたが、「映像や内容が凄すぎて興奮してしまったので、もう一度落ち着いて見たい」「キャストが演じた複数の細かい役を見逃していることに気付いたので、キャストの変化が分かった上でもう一度見たい」「見たいというより見ないでいることができない(我慢できない)」「ラブストーリーとしても最高にロマンチックだから、今度は好きな人と一緒に見たい」と作品を楽しむポイントがたくさんあるため、1回1回違う部分に楽しむポイントをすえて複数回鑑賞したいという意見が目立った。

キャストたちも同様で、トム・ハンクスは「3回見て、2回目までに多くのつながりを見逃していたことに驚いた」、スーザン・サランドンは「1回目に見逃した点が多かったので、2回目を見れて良かったわ。実際この映画がもっと好きになれたから」と話しており、2人のアカデミー賞俳優をうならせたように、回を重ねるごとに楽しさが増していくようだ。例えば、1936年に登場するある建物が、他の時代に登場する建物に化粧直しをして使用されていたり、あるキャラクターが身に付けている衣装や小物がまた別の時代で同じ俳優が演じるキャラクターが身に付けていたりするので、回数を重ねる毎に細部のつながりを見つけることができるようになる。そのため、再度鑑賞を希望する人の中でも「あと5回観たい」と複数回の鑑賞を希望する人も多くおり、試写会鑑賞者の平均はあと2.1回鑑賞するという結果になった。1回の鑑賞だけでも「なるほど!の心の声が何度も出た」「あっという間に終わってしまった」「キャストの複数役、各時代から別の時代へのつながり感など演出は斬新だった」「3回見ないとこの映画のおもしろさを本当の意味で語れないと思う」などの感想も寄せられた。エンドクレジットでは、どの俳優が何を演じたかが明かされるので、そちらからも是非目を離さないでほしい。きっともう一度最初から見直したくなるだろう。【Movie Walker】

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