震災から2年…井上和彦ら「声援団」がチャリティーライブ

「僕たちにできることをやっていきたい」と語る声援団団長、井上和彦
  • 「僕たちにできることをやっていきたい」と語る声援団団長、井上和彦

東日本大震災から丸2年を迎えた3月11日、声優の井上和彦が団長を務める「声援団」が下北沢・Cafe KICKにてチャリティーイベントをおこなった。

“声で支援”をテーマに結成された声援団。井上を中心に人気声優陣が集い、震災直後からずっとチャリティー活動を続けている。

彼らの魅力は、決して型にはまらない自由さ。コアメンバーは、井上和彦、かないみか、神奈延年、勝杏里だが、そこに毎回、自分たちも何かできることを! といった想いを持つゲストが加わって、その日だけの声援団が生まれるのだ。今回は水島裕、甲斐田裕子、アニメシンガーの凜、さらにパーカッション担当としてKANAMEが参加し、ステージを盛り上げた。

今回のチャリティーライブは2部制で開催され、第1部は「君に送る応援歌」をはじめとするライブと朗読劇という構成に。冒頭、井上和彦が「被災地は、まだまだ復興の途中。何ができるかわからないけど、僕たちにできることをやっていきたい」と挨拶。会場全員で黙祷を捧げ、想いをひとつにした。

その後は、「笑顔を届けたい!」という声援団のテーマどおり、笑いの絶えない楽しいステージが展開。「ギターを持つのは昨年の夏以来」という井上は、かなりの自主練を重ねつつ熱演。それに応えるかのように、盟友・水島裕も熱唱する。朗読劇は出演者が入れ替わり立ち替わりでマイクの前に立ち、5編のドラマを披露。奇想天外な物語ながら、思わず情景が浮かぶような声優陣の演技力に会場が引き込まれた。

第2部は食事とアルコール付きという珍しい試み。出演者が男女に分かれてそれぞれ新しい曲にチャレンジするなど、1部とは違ったナンバーで楽しませてくれた。また、ライブの途中で出演者が客席をまわるなど、声援団とそれを支えるファンの交流がメインのステージとなった。

会場では声援団オリジナルグッズの販売も行われた。中でも甲斐田裕子の発案で生まれたというTシャツは、岩手県大槌町の女性たちが一針一針、「刺し子」という技術で縫った「声」という文字が刺繍されたもの。また、5種類の缶バッジは、かないみかのお手製で、来場者にも好評だった。

グッズの収益金は全額義援金に充てられ、確実に被災地へ届けられる。詳細は、声援団オフィシャルサイトで随時報告される予定だ。さらに6月には福島でのイベントに出演予定という声援団。今後の活動にも注目したい。【Movie Walker】

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