モデルはあのハリウッドスターたちが崇める新興宗教の教祖?

アカデミー賞では惜しくも受賞は逃したが、ノミネートも納得の演技を見せてくれる
  • アカデミー賞では惜しくも受賞は逃したが、ノミネートも納得の演技を見せてくれる

トム・クルーズやジョン・トラボルタなどが入信していることで知られる宗教団体サイエントロジー。その創始者がモデルになっているということで、早くから話題を集めていた『ザ・マスター』が3月22日(金)から公開となる。第2次世界大戦末期、アルコールに溺れる帰還兵と、新興宗教団体の指導者“マスター”との交流を軸にしたヒューマンドラマだ。

あるメソッドにより、信者の心を解放することができる教祖を演じているのは、オスカー俳優のフィリップ・シーモア・ホフマン。メガホンを取ったポール・トーマス・アンダーソン監督作の常連で、脚本も手掛けた監督は「マスター役にホフマンを想定して執筆した」と明かしている。ヒゲをたくわえ、悩める人々の目をじっと見つめ、優しい微笑を浮かべながら彼らの話に耳を傾けつつも、どこか一抹の胡散臭さが感じられる姿は納得のはまりっぷり!

そんなマスターの妻には、『ダウト あるカトリック学校で』(09)でも神に仕える聖職者役でホフマンと共演したエイミー・アダムス。今度は怪しげな教祖とその妻に扮するとは何たる神のいたずらだろうか。『ダウト』と同じく、本作でもそれぞれ第85回アカデミー賞で助演男優&女優賞候補になった。第69回ヴェネチア国際映画祭で共に銀獅子賞に輝いた、帰還兵役のホアキン・フェニックスとホフマンとの演技合戦が話題だが、ひと筋縄ではいかない夫婦のドラマにも注目してほしい。【トライワークス】

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