『リンカーン』上映前にスピルバーグ監督の特別映像挿入が決定

スピルバーグ監督自らが物語の舞台背景の説明とリンカーンの魅力を語る
  • スピルバーグ監督自らが物語の舞台背景の説明とリンカーンの魅力を語る

スティーヴン・スピルバーグ監督が、第16代大統領エイブラハム・リンカーンの人間像と彼の決断を描いた『リンカーン』(4月19日公開)。本作の本編上映前に、スピルバーグ監督自らが物語の舞台背景の説明とリンカーンの魅力について語る映像が挿入されることがわかった。スピルバーグ監督自らが、本編上映前にコメントを寄せるのは史上初の試みとなり、世界で唯一日本のためだけの特別企画となる。

これは、配給の20世紀フォックス映画の宣伝部が「初めて人間味あふれるリンカーン像を描き、世界中を感動に包んだ本作をより楽しんでいただく」という配慮から、スピルバーグ監督に直接オファーをしたことがきっかけ。親日家でもあるスピルバーグ監督は以前、「リンカーンの人生には、今の日本と世界中の人々に知って欲しいメッセージが詰まっている」とコメントしており、日本側のリクエストに応える形で実現に至った。

構想・製作に12年を費やすほど、本当に撮りたかった本作についてスピルバーグ監督は、「過去を知ることは現在を作ることに役立つと思う。ここからどこへ行きたいかを考える助けになる。この意味で、『リンカーン』は今の時代とおおいに関連性があると思う。彼の大統領ぶりは、統率力をあざやかに示すものだ。彼は我々が今、これまで以上に大切にしているものの味方をした。彼は民主主義を維持するためには公平さ、同情、敬意、忍耐が必要であるという考えを擁護した。それに、時にはなかなかのユーモア・センスを見せた。これが、『リンカーン』の中心となっているものだ」と思いを明かし、今だからこそ描くべき人物としてリンカーンを選んだ理由がわかる。

「偉大な指導者が求められる今こそ、この物語を知ってほしい」という願いを込めたスピルバーグ監督が、家庭人としてのリンカーンのヒューマンな葛藤にも迫り、ひとりの人間の夢が本当に世界を変え、苦難に満ちた時代に崇高な光をもたらしていった軌跡を描き上げた本作。是非とも劇場で、スピルバーグ監督からの映像を見てから本作を鑑賞してほしい。【Movie Walker】

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