『HK 変態仮面』鈴木亮平、15kg増の筋骨隆々肉体改造を語る

『HK 変態仮面』で主演を務めた鈴木亮平
  • 『HK 変態仮面』で主演を務めた鈴木亮平

あんど慶周の人気コミック「究極!!変態仮面」が、『HK 変態仮面』(4月13日公開)としてまさかの実写映画化!変態仮面こと色丞狂介(しきじょうきょうすけ)役に抜擢された鈴木亮平は、一度15kg増量したうえで、脂肪をそぎ落とすという驚異の肉体的アプローチを敢行した。鋼のような肉体で、様々な変態アクションをマスターし、変態仮面になり切った鈴木にインタビューし、ストイックな役作りや、脚本協力で参加した小栗旬との友情秘話について聞いた。

ドMの刑事と、ドSのSMの女王様の間に生まれた狂介は、高校で拳法部に所属するが、普段はめっぽう喧嘩に弱い。ところが女性用のパンティを被ると、変態パワーを発揮し、変態仮面となって悪者を退治していく。そもそも、一番最初に映画化の話が出たのは、友人でもある小栗旬の初監督作『シュアリー・サムデイ』(10)での現場だったという。「今から4年前ですね。旬くんが原作コミックのことを大好きで、『あの役、亮平がやってくれないかな。亮平が一番良いと思うんだよね』と言っていて。僕も『面白い。是非やりたい』と言っていたんです」。

『変態仮面』は、お色気満載、奇抜なビジュアルで知られるだけに、実写化は難しいとも言われてきたが、鈴木は「この作品に関しては絶対に実写化したら面白い」と思ったそうだ。「では、なぜ実写化できないのか?というと、やる役者がいないと思われているのかなと。それで、役者をなめんなよ!ってことになり。僕はそういうことに燃えてしまうタイプなんです。4年前から情熱はふつふつと湧いていって。だから、決まった時は嬉しかったです」。

本作のために、一年かけて筋骨隆々の肉体を作り上げた鈴木。「トレーナーはつけず、ボディビルダーの本を見ながら、一人でやっていきました。ちゃんと知識を入れておかないと、一年という期間で体を作ることは難しかったと思います。でも、その間、飲み友達がほとんどいなくなりました(苦笑)。また、筋肉量が増え、体が重くなるので、アクションについては、一ヶ月前からやってようやく追いついた感じです。そのバランスが難しいところでした」。

バリエーション豊かでハードなスタントを、吹き替えなしで鈴木が全てをこなしたのには理由があった。「吹き替えが無理だったんです。ここまで肉体を作り上げてもらうためには、僕と同じトレーニングに一年間付き合ってくれる人じゃないと駄目だったから」。撮影では、寒さにも苦戦したそうだ。「寒いと体温が奪われるんです。それにカメラが回っている時は、常に筋肉に力を入れてないといけないから、全身が疲れる。ポージングって、ものすごくカロリーを消費するんですよ」。

ポージングについては、コミックにある全ポージングをファイルして研究も行った。「コミックから抜き出したものや、オリジナルのポーズなども合わせ、全部で200ぐらいはあったんじゃないかな?事務所のスタジオを借り、ビデオを回して、一人で研究したりもしました。このポーズは原作では成立するけど、実際やると厳しいとか、これは原作にないけど、変態仮面だったらやりそうなポーズだとか、やっているうちにつかめていったんですよ」。

その中でも、とっておきの必殺技を聞くと、「変態ダンシング」という珍ネーミングの技をお勧めされた。「これはオリジナルです。内容は本編を楽しみに。ちなみにこの技は、撮影前日に、福田監督にペラ一枚を渡されて、『こういう感じでやる』と説明を受けたものですが、かなりイケてます。最大の見せ場です(笑)」。

『コドモ警察』(公開中)や『俺はまだ本気出してないだけ』(6月15日公開)の福田雄一監督の下、とことんこだわって肉体改造し、キレのあるアクションから、破廉恥かつおちゃめなポージングにもトライした鈴木亮平。本作は彼のキャリアの中で、異彩を放つ代表作となるに違いない。【取材・文/山崎伸子】

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