メリル・ストリープが故サッチャー元英首相を追悼

メリルが故サッチャー氏に追悼の意を表す
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『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(12)でマーガレット・サッチャー元英国首相を演じ、第84回アカデミー主演女優賞を獲得したメリル・ストリープが、4月8日に亡くなったサッチャー元首相の訃報を受け、追悼の意を表した。

「マーガレット・サッチャーは、本人が望んでいたかどうかは別にして、政界への女性の進出の先駆者でした。20世紀の終わりに、彼女が英国で推進した政策が、私たちの現在の歴史の一部に影響を与えたのは確かです。彼女の非情な経済政策は、貧者を犠牲にしたものでした。一方、彼女が自ら取り組んだ経済政策は、それ以外の人々には富を与えたのです。彼女の不屈の、ほとんど感情的と言っても良いようなポンドへの忠誠心が、ユーロ危機から英国を救ったという人もいます。しかし、私にとっては、彼女の個人的な強さと気概こそが畏敬の念を抱く対象でした。彼女は偉大な権力者の娘として首相になったわけではなく、権力者の未亡人でもありませんでした。自分自身の力でそれを勝ち取ったのです。彼女が世界中の女性や少女たちに、プリンセスになることとは違う夢があることを示し、女性も一国を率いることができるというリアルな夢のオプションを与えたことは、革新的な、賞賛に値する業績です」というメリルの追悼文の内容を、英国BBCなどのメディアが一斉に伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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