「また帰ってきます!」解散説を一蹴したサザン30周年ライブ

「これからもよろしく!」と笑顔でファンの声援に応えた
  • 「これからもよろしく!」と笑顔でファンの声援に応えた

デビュー30周年をむかえたサザンオールスターズが8/16、日産スタジアム(神奈川県横浜市)で「真夏の大感謝祭 30周年記念LIVE」をスタートさせた。ことし限りで無期限の活動休止を発表しているとあってボーカル・桑田佳祐の発言に注目が集まったが「今回のコンセプトはいつも通りのサザン。このライブを伝説にしたくない。ただの通過点です」と一部で報道された解散説を一蹴。さらに頭にかんざしを付けた桑田は「ヘアスタイル失敗してしまいました。ハマの番長風にしたんですけど」とおどけるなど、のっけから桑田節で会場を盛り上げた。

ライブ直前のファンの声を聞いてみても、無期限活動休止には悲観的ではない。「30年間サザンと共に人生を歩んできた。寂しい気持ちはあるが、サザンのことなので、なに食わぬ顔で僕たちの前に帰ってきてくれると信じています」「家族3世代でサザンの大ファン。息子や孫に負けないように踊りますよ!」「活動休止のことは、ファンの間ではそんなに大騒ぎしていません。しっかりと充電して、我々を熱くするナイスな曲を作ってくれるのを待っています」とさまざまな思いを胸にライブへ。また、グッズ売り場にできた長蛇の列の中には、チケットを購入することができなかったファンも数多く含まれていた。

3時間にもおよぶ圧巻のライブは、1982年に発売した「チャコの海岸物語」や会場を大いに沸かす「エロティカ・セブン」、約2年ぶりの新曲「I AM YOUR SINGER」など30年間の軌跡をたどったもので、アリーナ、スタンドを埋め尽くした約7万人の観衆は熱狂。桑田はライブ中「サザンとしてしばらく会えなくなるから、まぶたの裏に焼き付けておいてください。自信を持って新作を届けられるようになったら帰ってきます」とファンに呼びかけた。“再会の時はそう遠くない”。30周年を祝福するかのように美しい満月が浮かぶ夜空の下、桑田の「30年分の愛をありがとう」の言葉を聞くとそう感じずにはいられない。

なお、同ライブは4日間(8/16、17、23、24)で、チケットは完売。約30万人の動員が予想されている。【東京ウォーカー/町田拓郎】

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