ついに色気を解禁!? 「舞台はお客さんにサービスしなきゃいけない!」 池田鉄洋が開く及川奈央&久下恵美の新境地とは?

及川奈央、池田鉄洋、久下恵美(写真左から)
  • 及川奈央、池田鉄洋、久下恵美(写真左から)

及川奈央と久下恵美(劇団SET)の演劇ユニット「類類~Lui Lui~」が、8月29日(木)~9月1日(日)、東京・THEATER BRATSにて舞台「TOKAIDO GIRLS~おんな東海道中膝栗毛~」を公演。

同公演は、池田鉄洋が脚本・演出を担当し、類類としては初となるコメディー作品。ダンスあり、お色気ありといった新たな類類の一面が満載となっている。生まれながらにして幸運の持ち主である女性と不幸で孤独な女性が、電車の中で出会う。それぞれに事情と悩みを抱えた二人は、ひょんなことから一緒に旅することになり…というストーリー。

今回、稽古場を訪問し、類類の二人と池田にインタビューを敢行。意気込みや見どころを語ってもらった。

――類類のお二人から脚本・演出を依頼された時の感想は?

池田「元々、女性のために脚本を書いて演出をしてみたいと思っていたんです。そんな中、とても気心が知れたお二人から、しかもユニットを組んで3年目というとても大事な時期に呼んでいただけたというのは光栄だなと思って、すぐに引き受けさせていただきました。とてもテンションが上がったんですが、最初の打ち合わせで『コントをやりたい』という話だったので、『二人芝居のコントかぁ…(悩)』と(笑)。二人でコントを表現するというのはすごく大変なんです。倉持裕さん(作・演出)の女性二人による演劇ユニット『酒とつまみ』の公演を見に行ったりして勉強しました」

――脚本を書く上で心がけたことは?

池田「ストーリー以前に、類類の二人が“お客様を笑わせる”“二人が同じくらいの笑いを取る”ということを自分のテーマにしました。というのも、過去2回の公演はシリアスな作品で、ストレートな感情を表現したものだったので、『今回は“笑わせること”を一番にしよう』と思ったんです。その上で、二人に弱点をさらけ出していただきたいなと思い、『こういうことは似合わないよな』とか『こういうことをやらせない方が、作品としては完成度が高いだろう』ということは考えず、恥をかくことを恐れずにやってもらおうという思いで書きました。3回目の公演だし、小さくまとまらずこれまでのイメージをぶち破っていただきたいなと。二人が、弱点を克服するのか恥をかくのか、本番を楽しみにしていただきたいですね(笑)」

――ストーリーとしては?

池田「『コントでいろんな人が出てくるけど、二人の話が軸になっているもの』と考えた時に、二人がメーンで、移動した場所場所で何かが起こったり巻き込まれたり…というロードムービーみたいなものが面白いなと。ことしはちょうど伊勢神宮の式年遷宮の年でもありますし、二人で旅ものなら東海道五十三次をオマージュしたものにしようと思いました」

――出来上がった台本を読んだ感想は?

久下「最初は、やる人によって大分違うだろうなって感じました。稽古でイケテツさん(池田)が細かいところまで演出をつけてくださっているので、それをちゃんとこなせるかが大変ですね(笑)」

及川「『わたしのこんなところを引き出していただけるんだ』とわくわくしながら拝見しました。たくさんのキャラクターを演じるので、それぞれ別々の人格を出せるように頑張っています!」

池田「二人には5役づつくらい演じてもらうんですが、二人芝居で5役を演じるなんて珍しいんじゃないかな。お客様がちゃんと違う人だと理解できるように、キャラクターの切り替えをはっきりさせるというのは大変だと思いますね」

――ダンスもあるそうですが?

及川「久下ちゃんはSETでもやってるからダンスがすごく上手いんです。これまでの公演では『お芝居で勝負しよう』ということでダンスは入れてなかったんですが、今回はダンスを入れることで彼女の魅力も出せるかなと。でも、彼女の隣だとわたしのひどいダンスが目立ってしまうことが少し不安ですね…(笑)。きっと、イケテツさんなら上手く演出してくださるかな、なんて(笑)」

池田「ダンスの演出までは責任持てないよ!(笑)」

――演出家として類類のお二人の印象は?

池田「このユニットで3回も公演をするなんて本当にすごいことで『大事にしてあげなきゃ』という気持ちが強いです。もちろん、二人で続けてきたということでガッツはあるので何の心配もしてないんですが、強いて言うなら、お互いに弱点がたくさんあるなと。二人は、多くの客演を経験していながらも、同じポジションが多かった。だからこそ類類というものは、今までやってきたことを披露するのではなくチャレンジの場にして、その経験を糧に一回り大きくなってほしいと思っています。『二人のやりたいことや向かおうとするところはイメージ的なふわふわしたあいまいなものだな』と感じていたので、それが(今回の公演を経て)ユニットとして具体的な何かを見つけられたらいいんじゃないかなと思っています」

及川、久下「確かに『類類は、やりたいことをやってチャレンジできる場になれば』とは思っていましたが、『類類として、この先こうしていこう』という具体的なことを考えていかなきゃいけないですね。ちゃんと考えます!」

池田「類類に足りないものは色気なんじゃないかと。これまでの公演では、女性目線な感じが強くて、修羅場を演じながらもセクシーさが見えてこなかった。男性が多い客層で、自分たちがやりたいこととお客さんが見たいものが乖離している気がしていたんです。舞台というものは、チャレンジの場でありながらもお客さんにサービスしなきゃいけない場所で、『どんな手を使ってでもお客さんを楽しませる』ということを考えるべき。だから、今回は『避けてきたんだろうな』と思う色気を出してもらうため、水着くらいは着てもらおうかなと思っています」

――最後に意気込みをお願いします!

及川「イケテツさんの言葉にもありましたが、自分の弱点だったり、今まで向き合わないで来た部分を怖がらずに全部さらけ出していこうと思いますので、体当たりで頑張ります!」

久下「今まで見てきた『イケテツさんワールド』を初めてやるので、いろんなことを吸収して、イケテツさんの想像を超えたものにして、お客さんを楽しませることができたらと思います!」

類類~Lui Lui~ 第三回公演
舞台「TOKAIDO GIRLS~おんな東海道中膝栗毛~」
8月29日(木)~9月1日(日)
東京・THEATER BRATS

類類~Lui Lui~オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/luilui-naomegu/

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