デートレイプを題材にした恋愛ドラマの18歳主演女優が女性限定試写会で熱弁!

『ゆるせない、逢いたい』主演を務めたモデル・女優の吉倉あおい
  • 『ゆるせない、逢いたい』主演を務めたモデル・女優の吉倉あおい

社会問題にもなっている“デートレイプ”を題材に盛り込んだ青春ラブストーリー『ゆるせない、逢いたい』(11月16日公開)の女性限定試写会が11月2日に都内で開催され、主演を務めた吉倉あおいと金井純一監督が登壇。デリケートなテーマに対して女性たちの目線から、熱いトークが繰り広げられた。

本作は、恋に落ちながらもデートレイプによって事件の被害者と加害者になってしまった恋人たちが、苦悩し、現実に向き合うようになる姿を描き出している恋愛ドラマ。ショッキングな問題に向き合うヒロインの高校生・はつ実を、人気ファッション誌「mina」の専属モデルとして活躍する現在18歳の吉倉あおいが体当たりで演じ、映画初主演ながら際立った存在感を放っている。

この日は女性限定試写会ということで、ヒロインだけでなくヒロインの母にも感情移入した人も多かったようで、映画に入り込みすぎて突然泣き出してしまう人も。吉倉は、「この映画に出演することになって母と話をした時に、『あなたを産んだ時、どんなことがあっても守ってあげようと思った』ということを明かされました。性的な被害に遭う可能性があるから、女の子の親ってやっぱりそれだけ強い思いを持っているんだ、親の思いは計り知れないんだなと。今では、少しでも親の心配を減らしてあげたいなと思って、帰る時間とかちゃんと連絡するようにしています(笑)」と、映画を通して母親との接し方が変わったことなどを明かした。

本作のメガホンをとった金井監督は、弱冠30歳にしてすでに国内外の映画祭で高い評価を受けている若き新鋭。NPO法人などへの取材など綿密なリサーチを重ねてオリジナル脚本を仕上げたそう。「一番描きたかったのは、被害者と加害者がどう向き合い、対話できるのかということ。ラストシーンはそれを映画として表現しました。あと、女性の複雑な心理をどう描くかもテーマでしたが、その点は吉倉さんが最初に『芝居で嘘をつきたくない』と言ってくれたので、ヒロインの思いを丁寧に撮ることができましたね」と映画に込めた思いを語りつつ、主演女優を褒め称えた。

映画初主演で、女性として難しい題材が描かれている本作になぜ挑戦しようと思ったのか、という質問をされた吉倉は、「脚本を最後まで読んで、事件や恋よりも母親との親子関係の描き方に感動したんです。私自身も思春期に母と思いをぶつけあった経験があって、すごく共感できました。だから、そんな親子の絆と愛情を表現したいと思い、出演しようと決めました。はつ実役は私にしかできないんじゃないかなとも思ったくらいで、“ビビっとくる作品”ってこういうことなんでしょうね。監督をはじめスタッフのみなさんが素敵だったので、主演のプレッシャーも特になく演じられました」と語った。

感動の余韻と熱気に包まれながらトークショーが終わり、吉倉も監督も「本当に女性ってすごいな、と思いました」と満足した様子。最後に吉倉は「世代によって受け取り方が変わる作品だと思いますが、私と同世代の女の子には“恋の危険さ”を知ってほしいですね。恋ってすごく素敵なことだけど、夢中になりすぎてもよくない」と、同世代に向けての見どころもアピールしてくれた。今後が楽しみな吉倉あおいの熱演に注目しつつ、あらゆる世代に深い感動と共感を呼び起こす本作を、是非スクリーンで味わってみてほしい。【取材・文/トライワークス】

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