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堺雅人ら豪華キャストが出演!芸大生が作る映画「ラッシュライフ」がすごい

6/13(土)から新宿バルト9で公開!写真は孤高の泥棒・黒澤役の堺さん
  • 6/13(土)から新宿バルト9で公開!写真は孤高の泥棒・黒澤役の堺さん

学生たちの自主映画がついにここまで来た。東京芸術大学映像研究科が企画・映画制作、宣伝配給を行った映画「ラッシュライフ」がものすごいことになっている。1つは人気作家の作品を“学生”が映画化してしまったという点、もう1つは、少ない予算にも関わらず、多くの人気俳優が企画に賛同し、出演している点だ。

原作は日本を代表する人気作家、伊坂幸太郎さん。小説「ラッシュライフ」は、主要人物4人による、4つの人生が交錯するストーリーだ。「今回は、4人の監督、4人の脚本家で構成されています。複数の監督を起用して1本の長編を作ってみたかったので、4つのストーリーがつながる「ラッシュライフ」しかない!と思っていました」と話すのは同作でプロデュースを担当した五十嵐さん。彼の熱意に応える形で「積極的に映画化を考えたくない」と話す伊坂さんが原作使用の許諾、人気小説の映画化が決まった。

キャスト陣も豪華。孤高の泥棒役に堺雅人さん、神に救いを求める青年役に柄本祐さん、不倫相手と殺人計画を立てるカウンセラー役に寺島しのぶさん、職と家族を失った、街をさまようサラリーマン役に板尾創路さんをはじめ、今注目の俳優やコメディアン、モデルなど個性的な顔ぶれがそろう。メガホンを握る監督も、海外の賞を受賞しているなど業界内では注目度の高い人ばかり。もはや個人的な学生映画とははるかに一線を画す、巨大なプロジェクトとなった。

監督も脚本家も4人いるだけに、意見のすり合わせに苦労したのもこの作品ならでは。「世界観を損なわず、伏線やリンクを機能させるために話し合いを多く行いました」(五十嵐さん)と話すとおり、個性的な4つのストーリーが伏線でつながるこの作品は、監督それぞれの個性が輝きながらも不思議と統一感のある作品に仕上がっている。

「小説の映画化はすごく難しい。読んだ人の頭に浮かんだ映像がその人にとっての一番だからです。小説を“再現しよう”と思った時点で意味がなくなる。だから映画でしかできないことをしようと思いました」と話す五十嵐さん。演出や原作にないセリフ、セットなども丁寧で細やか。作品への熱意を感じさせる。

五十嵐さんは同作を「芸術とエンターテインメントの間をいく作品」と位置づける。確かに同作は、学生映画にありがちな親密さも、観客を巻き込む強引なエンターテインメント映画とも違う、客観的で独立した、未知の光を放っている。

全ての登場人物が、ゆっくりと再生へ向かう物語。原作者の伊坂さんに「期待以上におもしろく、不思議な作品」と言われた同作には、いい意味での荒削りで生々しい美しさが感じられる。6/13(土)から新宿バルト9で公開予定。元気のない日本経済を意に介さない、学生達の本気のパワーを感じて欲しい。【東京ウォーカー/白石知沙】

4月下旬より東京都内のヴィレッジヴァンガード7店にて、非売品パンフレット付き前売りチケット販売予定
※詳しくは下記HPへ

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