浅野忠信、二階堂ふみと禁断の愛を体現「40歳の今の自分にしか演じられない役」

浅野忠信と二階堂ふみが禁断の愛を体現
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浅野忠信と二階堂ふみが挑んだセンセーショナルな衝撃作『私の男』(6月14日公開)のプレミア試写会が、6月2日に新宿ピカデリーで開催。浅野忠信、二階堂ふみ、高良健吾、藤竜也、熊切和嘉監督らが、舞台挨拶に登壇。浅野は「40歳になり、今の自分にしか演じられない役をいただき、感謝してます」と、手応えを口にすると、二階堂も「私にとって運命的な作品になりました」と力強く語った。

本作は、第138回直木賞を受賞した桜庭一樹の同名小説を映画化した禁断の愛の物語。40歳になった浅野は、30代について「役者として、どうやって苦手なものを克服するか、得意なものをどう伸ばすかが大変でした」と振り返った後、今回の役柄について「40代でやりたいとイメージしていたような役柄でした。どうやってかみ砕いて、自分のものにしていくかを考えるのが楽しかったです」と笑顔でコメント。

流氷に入るシーンがあった二階堂は「撮影は全編通して寒かったです。でも、本物だからこそ出せる臨場感や空気感があったので、良いシーンに仕上がったと思います」と充実感あふれる表情を見せた。流氷のシーンを二階堂と演じた藤は「危険でしたね。じじいがじじいを演じると、ぎくしゃくしちゃう。二階堂さんがすごく心配してくれました」と苦笑い。さらに「新しい才能の現場であると、うれしい。勉強ばかりしてる。僕、まだ伸びますから」とおちゃめに語った。

監督は、『夏の終り』(13)の熊切和嘉。熊切監督は、タブーの物語に挑んだことについて「こういうテーマって、日本の映画って避けがちです。文学では、ありますが。映画も負けていられない」と熱い思いを語った後、俳優陣について「すごく波動の来る方とやれました。撮っていて、ワクワクしました」と満足気にコメント。最後に、舞台となった紋別のゆるキャラで観光大使の紋太くんが、本物の流氷を持って駆けつけ、笑顔でフォトセッションを行った。【取材・文/山崎伸子】

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