2000年代のアクション映画を変えた「パルクール」の最新進化系が登場!

超人的アクション“パルクール”のスゴ技が連続する映画『フルスロットル』
  • 超人的アクション“パルクール”のスゴ技が連続する映画『フルスロットル』

2013年に他界した『ワイルド・スピード』シリーズのポール・ウォーカーによる生前最後の主演作『フルスロットル』が9月6日(土)に公開される。近未来の無法地帯を舞台に、ウォーカー演じる潜入捜査官が相棒と共に暴れまわるサスペンスアクションだ。本作では、おなじみのドライビングテクニックだけでなく、ウォーカーがその身一つで軽々と敵をかわしていく超人的アクション“パルクール”が大きな見どころとなっている。パルクールとはいったい何か、その魅力に迫りたい。

フランスで発祥したパルクールは、特別な道具や物を一切使わず、街の人工物や自然の障害物を利用して走り抜けるエクストリームスポーツ。人間の持つ原始的な身体能力と、武術や器械体操などを組み合わせ、街中を“登る!跳ぶ!駆ける!”という爽快感が大きな魅力だ。YouTubeなどの動画サイトでも過激なパルクール映像が日夜アップされており、現在では世界的にその裾野が広まっている。

映画の世界では、パルクールチーム“ヤマカシ”を映画化したフランス映画『YAMAKASI ヤマカシ』(01)でその革新的なスタイルを世に知らしめた。その後はハリウッドに飛躍し、『007 カジノ・ロワイヤル』(06)、『ダイ・ハード4.0』(07)、『シャーロック・ホームズ』(09)、『ハンガー・ゲーム』(12)など、大々的にパルクールを取り入れたアクション大作が急増。日本でも『K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝』(08)、『SP 野望篇』(10)など、パルクールの影響を強く感じさせる作品が登場している。

『フルスロットル』では、主人公2人が息の合った跳躍でギャングを翻弄し、階段の手すりを使った回転技を炸裂させたり、ビルとビルの間をジャンプで飛び越えたりと、忍者顔負けの神業アクションを展開。それもそのはず、“パルクール”の共同創始者であるダヴィッド・ベルがウォーカーの相棒役を演じており、洗練された技術を存分に発揮しているのだ。

CGで加工されたアクションとは一線を画す、フィジカル全開のスゴ技の連続に圧倒させられる『フルスロットル』。2000年代以降、アクション映画のトレンドとして確立したパルクールの真髄が堪能できる最新進化系として必見の作品だ。【Movie Walker】

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