短水路で北島康介の記録を塗り替えた新星! 立石諒選手インタビュー(3)◆オークション付き

サイズはO(オー)。実際に選手が着るコートだ
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――プールから上がった素顔は、慶應大学環境情報学部に通う大学生2年生です。

「湘南台にあるキャンパスに通っています。授業はホントに大変なんですけど、水泳の研究ができるというので普通に入試を受けて受かりました。水泳を専門的に研究されている仰木裕嗣という教授がいて、すごく勉強になるんですよ。その教授の研究会に入ると水の抵抗などといったものを専門的に勉強できるんです」

――自分の泳ぎに取り入れているんですか。

「まだちょっと難しくて(苦笑)。授業もまだ基礎段階なので、泳ぎに応用することはできていないんですけど、仰木教授からはいろいろ助言をはいただいているので。どんどん自分でも勉強して活かしていけたらいいなと。頑張れるプラスアルファでもっと速くなれると思うし、これからは科学的にやっていかないと勝てない。速い方はみんな頭がいいと思うので、僕も頑張らないと(笑)」

――藤沢生まれで、一時期は福島に引っ越していましたけど、戻ってきて藤沢育ち。まさに湘南ボーイですね。

「でも、あまり海に行かないんですよね。湘南だから、ということはあまりやっていないなぁ(笑)。江ノ島もあまり行かないですね。オフは友達と都内の方に遊びに行ったり、横浜とか桜木町を買物がてらブラブラするのが好きです。家族でよく行っていたお店がつぶれてしまったこともあって、ジモトの藤沢ではこのごろは全然遊ばなくなりました。母校にはたまに行きますね。辻堂海岸にある湘南工科大学付属高ですけど、すごく楽しい3年間でしたね。気持ちを入れ替える場所というかね。もちろん、目の前に海もありますよ」

――母校に遊びに行って何をするんですか。

「みんな水泳部の顧問の堀川博美先生のことが大好きなんです。この3月で定年退職されたこともあって、できる限り会いに行きたいと。僕がまだ青い時から卒業するまでしっかりと面倒を見てくれましたし、いろいろな意味で世話を焼いてくれたホントに素晴らしい先生で。でも、神奈川県の水泳連盟には所属しているので、僕が出場する試合には来てくれると思います」

――堀川先生からもらった言葉で一番印象に残っているのは。

「北京五輪の選考会で落ちた後に電話をもらって、『あきらめるな』という言葉をいただいて。すごく感動しました。もちろん、周囲のみんなからもらった励ましの言葉もすごくありがたいんですけど、高校に入った時からずっとお世話になってきた先生だったので…2月の短水路日本選手権の時もすごく喜んでくれました。実はじん帯をけがされたみたいで、すぐに電話で祝福の言葉をもらいました。(日本選手権のある)浜松へ来られるのもおそらく無理かと思います」

――最後に非常に月並みな質問なんですけど、立石さんにとって水泳とはどんな存在ですか。

「僕には水泳以外に何もないので。水泳は僕のすべてです!」

――ならば、水泳をやっていなかったら、どうなっていたのでしょうか。

「わからないですね。いまごろ何をやっているんだか(笑)。間違いなく慶応大学には入っていないですね。水泳以外のスポーツはやらなかったんですけど、習い事は確か水泳より1年ほど早いころからエレクトーンを。あとはドラムを少しばかり趣味で。以前は家に練習用のドラムがあったんですけど、もうじゃまになって(笑)、いまはやっていません。中学卒業で終わりにしました」

――エレクトーンの方は。

「けっこう本格的にやっていましたよ。グレードという級をあと2個取得すれば人に教えられるレベルになるほどだったので。最後に演奏した曲は桑田佳祐の『波乗りジョニー』です。親の影響で僕もサザンオールスターズが大好きなんですよ(笑)」

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