11月22日(土)より「ズーラシア」でスマトラトラの赤ちゃんが公開!

子供にぴったり寄り添って離れようとしない母親のデル(右)
  • 子供にぴったり寄り添って離れようとしない母親のデル(右)

「よこはま動物園ズーラシア」(以下ズーラシア)では、11月22日(土)より、希少な「スマトラトラ」のメスの赤ちゃんが2頭公開される。ことしの8月4日に生まれたが、ズーラシアのスマトラトラの展示場は、水辺や岩場など動物が暮らす環境を自然に近い形で作っているため、赤ちゃんが環境に適応する体になるまでに時間がかかり、11月のお披露目となった。ズーラシアが開園して15年だが、初めてスマトラトラの繁殖に成功したとのことで、国内では上野動物園や仙台市の八木山動物園に続き3ケースめ。トラの繁殖は、横浜市内では96年の野毛山動物園のアムールトラの繁殖以来、18年ぶりだ。

生まれた時は1kg弱だった体重も、20日経てば3kgほどになる。生まれたては瞳も青く、毛の色も薄いとのこと。いまではしまもくっきりとし、大人のトラのミニチュアほどになっている。

「トラの母親は子供を第一に守ります。デル(母親)も同じで、初めての子育てにも関わらず落ち着いています。子供のそばにベッタリくっついているため、威嚇する際も子供の無事を確認してから吠えていますよ。トラはもともと単独行動の動物で、メスのみで子供を育てます。ガンダー(父親)が子供に危害を加えてしまう恐れもあるので、一緒には入れられません」とスマトラトラの飼育担当・石和田研二さんは語った。

スマトラトラは、インドネシアのスマトラ島に住んでいるトラで、肩から2本ずつしまがあるのが特徴。かつて数万頭といたスマトラトラは、ジャングルの減少により絶滅の危機に。現在では現地でも400~700頭しかいないと言われている。そんな背景もあり、スマトラトラの種を保存させようという世界的な取り組みが動物園で行われているのだという。生まれた2頭の赤ちゃんは、2頭どうしがじゃれ合うなどしながら、すくすく育っている。すでに食事も、大人と同じものを食べているそうで、一番の好物は馬肉だとのこと。

今回の取材時には、近くまでなかなか姿を現してくれなかったが、一般公開の折には間近に姿を見せてくれるかもしれない。

ズーラシアでは公開日から11月30日(日)まで、数種類の候補の中から愛称を選ぶという投票を行っている。出かけた際は、一票入れてみては?

入園料 大人¥600、高校生¥300、小中学生¥200、小学生未満無料(毎土は高校生以下無料)
開園時間 9:30~16:30(最終入園16:00)
休み 火(祝日の場合翌日)

※愛称投票は、スマトラトラのガラス展示場横で投票。決定後、ホームページなどで発表

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