プロ並みに撮れる“簡単デジカメ撮影術”3つのワザ

TV・書籍でも活躍中の写真家・石田美菜子先生に教えてもらう「簡単デジカメ撮影術」
  • TV・書籍でも活躍中の写真家・石田美菜子先生に教えてもらう「簡単デジカメ撮影術」

最近どんどん高性能になっていく「デジタルカメラ」。誰でも簡単&キレイに写真を撮れるようになる反面、“よくわからない機能”が増えているのもまた事実。かく言う記者もその1人で、毎回「オート機能」で“妥協”し、ありきたりな写真しか撮れず悩む毎日…。

「『オート機能』は安心ですが、GWはせっかくなので“自分らしい”写真を撮ってみるのはどうでしょうか。少しのテクニックを覚えるだけで、被写体がモデルさん並みに美しく撮れるんですよ」とは、TV・書籍でも活躍中の写真家・石田美菜子先生。そこで今回は、「女性をキレイに撮る3つの方法」を伝授してもらうことに。GWの思い出づくりに役立ちそうな裏ワザを、教えて先生!

■小顔&足長効果!「しゃがんで撮る」

モデルとカメラマンが同じ高さから撮ると、どうしても、カメラに近い“顔”が大きく写りがちなんです。そこで、ちょっとしゃがんで下から撮ってみましょう。すると、カメラは“足”に近いので、足長かつ小顔に写るんですよ。また、バストアップの場合は、反対に上から撮るといいですね。モデルが上目遣いになり、かわいらしく写ります。

■シワのない美顔を!「白ハンカチ」と「フラッシュ」

顔に影がかからないように、プロはレフ板を使いますが、白いハンカチでも応用がききます。モデルさんのひざに白いハンカチを一枚ひくだけで、光を反射させ、影やシワを吹き飛ばしてくれるんです。また、「フラッシュ」を使うのも効果的。「フラッシュは暗い場所で使うもの」と思っていませんか? 明るい屋外でも、顔に影がかかってしまうときはフラッシュをたいてみてください。表情がぐっとイキイキしますから。今は自然光が流行りなのですが、どうしても影が消えないときは、裏ワザとして知っておくといいですよね。

■最後に、ちょっと応用編! 美しい“ボケ”を演出する「望遠レンズ」と「絞り」

デジカメのレンズには、「広角レンズ(W)」と「望遠レンズ(T)」の2種類があります。「広角レンズ」は、被写体のほか周りの風景など、たくさんの情報が鮮明に入る一方、「望遠レンズ」は、被写体をクローズアップ、まわりがボケるんです。つまり、被写体のモデルにピントを合わせると、まわりは美しくぼやけるというわけ。この差がプロっぽい写真になるんですね。また、「絞りを開ける」のも美しいボケを作るテクニックです。「絞り」とは、レンズを通る光の量を調節する機能のことで、「絞りを開ける」と、背景がキレイにボケます。「望遠レンズ」と「絞りを開ける」という2つのテクニックで、“ピント”と“ボケ”の差を生み、被写体だけに目がとまり、かつ雰囲気のある写真が撮れます。コンパクトのデジカメでも、ポートレートモードで気軽に調節できるのでぜひチャレンジしてみてください。

なるほど。たしかにこの手軽さでステキな写真が撮れるとはうれしい限り。もうすぐ待ちに待ったGW! 今年の旅先での思い出写真は、ちょっとこだわってステキな写真を撮ってみては? 機械任せではない、自分らしい“フォトアルバム”ができることうけあいだ! 【東京ウォーカー/安藤真梨】

石田美菜子 Minako Ishida
東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。三木淳、塚原琢哉両氏に師事。第1回 文化庁芸術インターンシップ研修生として能・狂言や前衛舞踏を撮影。以後旅行、食、出産ドキュメントなど雑誌の仕事のほか、ジュエリー作家とのコラボで「APA年鑑日本の広告写真2004」入選。現在はDVD & BOOK「もっとかわいくこどもを撮りたい!」やTVで、上手な写真の撮り方を指導したり、「写真の教室」(日本カメラ社刊)で連載執筆中。

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